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★短歌の技法/【5】枕詞(まくらことば)

★短歌の技法/【5】枕詞(まくらことば)

主として和歌に見られる修辞で、特定の語の前に置いて語調を整えたり、ある種の情緒を添える言葉のこと。
序詞とともに万葉集の頃から用いられた技法である。

百人一首に登場する枕詞は、
(1) 白栲の・白妙の(しろたへの)
(2) あしびきの
(3) ちはやぶる
(4) 久方の

それぞれの用法と歌人のリンクは、

(1) 白栲の・白妙の(しろたへの)
   →雪・雲・波などに
    かかる


(2) あしびきの
   →山にかかる


(3) ちはやぶる
   →神にかかる

・百人一首17番

 

・土佐日記



(4) 久方の
   →光・天・空・日・月・
    雨・雲などにかかる


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