元祖平壌冷麺屋note(209)
シケイダイズバズィング。蝉が鳴いている。7時前後から、一斉に鳴き始めるので、蝉アラームと呼んでいる。アラームが鳴る前に、だいたい目が覚める。
山登り、といってもケーブルカーとロープウェイに乗ってだけど、をするので帽子を買おうと100均で求めたら、300円だった。もはや100円圴一ではない。リバーシブルだったから、片面を150円だとしたら、ギリギリ100円代かな。こうして主体性が崩れていく。
火曜日だけど、摩耶山頂カフェがオープンしていることを、先週、まやむすびでnaddistさんに教わっていたので、娘とmonteカフェへ。
途中の虹の駅に、ウリハッキョの卒業生で、ラグビー選手として活躍しているスンシンがいた(等身大パネルがあった)ので撮影。
ハヤシライスで腹ごしらえをしてから、それぞれ読書。自分は「三体Ⅲ(上)」で、娘は夏休みの課題図書である「よるのあいだに」を声に出して読む。
読み終えた娘に、質問としてインタビューをし、その答えをメモしてまとめる。そのメモをもとに、PCにテキストとして、書き込んでいく。
原稿用紙のファイルにまとめて、娘と読みながら推敲。そのあとは、それを見ながら、現物の原稿用紙に娘が鉛筆で書き写しながら清書。途中でフライドポテト休憩を挟みながら、仕上げる。
その間に、外構記事「珪藻土についての基礎知識」を書き上げて、送信。
娘は宣言通り、原稿用紙ぴったり1枚で、読書感想文を書いたのだった。
滞在時間は、1時間強。午後2時には、英語のアフタースクールのお迎えがくるので、13時20分のロープウェイに乗って下山。向かいからの風が、なかなか強かった。同乗したご年配3人組のうち、最年長の男性が96歳で健脚だった。
女性のうちの一人は置き忘れたステッキを取り戻すために行ったり来たりで、駆け足だった。ケーブルカーを降りるときもステッキを忘れそうになって、ステップを踏んでいた。素敵なステッキは、不要なのかも。
娘がアフタースクールに行っている間、市民図書室で「爆弾」を借りる。危険物のメタファーとしての爆弾ではなく、もちろん本物の爆弾であるはずもなく、呉勝浩の「爆弾」。面白さが爆発するのかも。
喫茶TENのご年配の店主が、読書感想文を小学生の時に書かされてからずっと読書嫌いだったけど、最近になって、やっと本を読むようになったと話していて、同年代らしき常連さんは、本を読むと眠くなるから読めないの、と話していた。
読書感想文の<強制>は暴挙であり、読書嫌いを大量生産することにのみ、貢献していることは、昔から変わっていないことを、年配の方との談話で再確認できた。
感想文も、読書も、<任意>が現状の最適解か。読書の良さは、いつ読んでも(読まなくても)いいことにあるのだから。
川辺のベンチと、たこいけで読書の続きをして、帰宅。
妻が、洋食なんじゃろのテイクアウトを注文してくれていて、久しぶりにハンバーグ弁当を食べた。
近所に住んでいたときと変わらない味で、すごく美味しかった。
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