元祖平壌冷麺屋note(169)
ライターの仕事が専門外で煮詰まってきたので、長めの朝ラン。BGMは、羊毛とおはな。春の気配が匂い立つ、カントリーロードを走り続ける。
午前中に記事を書き上げられたら、自分へのご褒美にボルダリングに古本屋と決めていたのだけど、半分だけでタイムオーバー。ボルダリングを諦めて、それでも、古本屋へは足を運ぶ。
本の栞で、予約していた推しの本(会社員の哲学)と、推しのエッセイ(中島らもエッセイコレクション)と、追悼作家のエッセイ(「自分の木」の下で)と、いま必要な本(これからの建築)を購入。これでGWの激務は乗り越えられそうだ。
半年前から方向音痴のため見つけられずだった喫茶店を、栞さんのgoogle MAPによる道案内で、たどり着く。
喫茶蛙や木琴。古本屋からまっすぐ海側に下りて行くと、その場所はあった。店内には、蛙寄りの蔵書と大きめのマリンバが鎮座していて、店内もメニューも攻めていた。
カレー(蛙)とアイスコーヒーのセットを注文。カレールーに蛙の顔が浮かび上がり、蛙っぽい肉(鶏肉)が入っていて、おそろしく美味だった。コーヒーにはストローの横に蛙の伸ばした手のマドラーと、オタマジャクシを模したクッキーが添えられていた。
蛙情報として、草野心平の「ごびらっふの独白」と、村上春樹の「かえるくん、東京を救う」をオススメした。次回は、木琴を演奏したいな。
ベレノアールで追いコーヒー。灘中央市場のNADAレコードさんのレコードを聴きながら(音楽が立体的に聞こえる)、初のたけちょうさんで一服。
娘と、だんじりを追いかける約束をしていたのだけど、わらわらと集まった友だちと、祭の屋台でたこ焼きやゲームを楽しみ、シンズバーガーでデザートの辛口ポテトを食べたら、それで満足したようだった。
それでも、娘が、夜の祭りにも行きたいと言うので、再度、春祭りへ繰り出す。なかなかの人だかりで、サマータイムレンダの祭のシーンを思い浮かべてしまうくらいに、サマータイム脳だったけど、友だちと合流し、チョコバナナやスーパーボールすくいに夢中になっていた。
帰路、娘が、祭りが楽しかったあ、と連呼するので、楽しかった。楽しいと思える気持ちがあれば、いつも、いつだって楽しいのだ。