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花粉症の季節と、アレルギー検査

 3月となり暖かい日が多くなってきました。本来なら外出日和だなと浮かれる季節でありますが、悩ましいことが起きる季節でもあります。そう、それは花粉症です。

 私の花粉症歴は長く、今期で27年目となります。症状は一貫して、鼻水、目の痒みと一般的なものです。発症して5年程度は春がやってくるたびに憂鬱な気分になっていましたが、比較的よく効くクスリが市販されるようになってからは、クスリを服用する事でなんとか凌ぐことが可能になりました。
 いくつかクスリを試しましたが、眠気が生じにくい点で、近年はアレグラを服用しています。ただアレグラは1日2回服用タイプということもあり、飲み忘れてしまいがちです。昨年からクルマ通勤から自転車通勤に切り替えたこともあり、飲み忘れ時は30分間屋外で花粉に暴露され続けます。その時は花粉症薬が効くまで目鼻の痒みとの戦いです。
 そこで、根本的に花粉症を治したいと思い、耳鼻科を受診することにしました。症状を伝えると、まずは検査してみないと方針が決められないとのこと。そのまま検査する流れとなりました。パッチテストを想像していたのですが、花粉症の検査は採血を伴う抗体検査のようです。採血は10 ccほどで終了し、結果は2週間後とのこと。

 そして2週間後。結果にはスギヒノキの他、カビや皮膚、蚊など外的要因に対するアレルギーの陽陰性のクラスが記載されていました。

アレルギー検査結果

 私の結果は予想通り、スギ・ヒノキが陽性でした。特にスギはクラス4と高い数値。そして予想外だったのが、「イネ科」。調べてみるとイネ科はお米以外にも、カモガヤやネズミホソムギなど、海外から輸入された牧草も含まれるそうです。

 牧草はそこら中に咲いており、花粉の飛散のピーク時期は4月中旬から7月上旬、7月下旬から10月中旬ですが、実際に飛んでいるのは2月〜12月。一年中と言っても過言ではありません。私はスギ・ヒノキの季節以外にも鼻水が出ることがあったのですが、今思えばイネ科の花粉のせいだったのかもしれません。

 結局当初の目的だった花粉症の根治についてですが、処方されたクスリの効きが非常によいため、治療せず様子見で終わりました。最近はマスクを着用する生活が当たり前となりましたが、コロナが明けても残念ながらマスクの使用は続きそうです。

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