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【読書レポ#1】『伝説の新人』【自分は弱い、だから追い込む】


◎書籍情報

書籍名:『伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い』
著者:柴垣樹郎、小宮謙一

 「伝説の新人」と呼ばれるような人の思考・行動が10章にわたりまとめられている。



◎要約

印象に残ったところ抜粋

○チャンススパイラルにいち早く乗れ

 これまでの学校までは、チャンスは平等に与えられる場面が多かった。しかし、社会では平等に与えるのではなく、一番利益をあげそうな人にしかチャンスはまわってこないだろう。「スパイラル」という言葉で表されるように、チャンスをつかもうと行動した人にこそ次のチャンスが訪れるし、それをつかもうとしない人にはチャンスをつかむチャンスさえ回ってこない。

○頼まれごとは試されごと

 頼まれたことに対し、99%で返してしまうとその後工程ではもっと大きな損害になり得るのが、人と人とのつながりで成り立っているビジネスの世界だと思う。

○達成するために目標設定をするわけではない

 これまでの人生を振り返ってみると目標を達成可能になるよう調整しながらたてていた。「目標」を自分の中に眠っている能力を引き出すためのものという考えるなら、今の能力で達成可能なものでは意味がないだろう。一方で、あまりにも実現不可能なものだと、モチベーションがそがれてしまう。その塩梅が重要。

○デッドラインを決め、時間をブロッキング

 目標について、ただ設定するだけではなく紙に書いて見えるところに貼ったり、まわりに公言したりすることで自分を追い込むという記述があった。これと同じように、やらなければいけないことに対し時間を確保したり、その時間を確保したことをまわりに宣言するということも自分を追い込むという同じ効果があると思う。伝説を生むような新人も人間であるから、楽をしたいという本能もあるが、それをおさえるための行動をしている、そこに違いが生まれる。

○「解釈力」は楽観視とは違う

 「解釈力」は『明日に繋がる意味付けを行う力』である。失敗したときには、楽観視と同じようにポジティブに捉え、学びにしようとするが、成功したときに「明日に繋げる」ために、成功した要因を探るという点に、差があるのだと感じた。

○時間がないから読書できないのではなく、読書しないから時間がない

 まじで本読む時間がないと思っていた。というのを見透かされたように最終章にこのフレーズがでてきた。圧倒的に知識・経験がない今にとって書籍というまとまった形でのインプットをしない理由がなかろう。



◎まとめ

 「目標を公言する」「本を読む習慣を身に着け、アウトプットする」これをします。
 月に5冊ペースで本を読み、考えたこと実践したいことを言語化します。

 そうした先に突き抜けます。

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