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高校生の読書紹介5「ボーダレス」

こんにちは!
さとうです。

今回紹介するのは……


ボーダレス / 誉田哲也
光文社文庫

誉田哲也先生の「ボーダレス」です!
「ボーダレス」といえば、過去にドラマにもなったそうです。観たことはないのですが、気になるのでチェックしてみようかと思っております……。

あらすじは以下。

小説を書く女子高生と彼女に興味を持った同級生、失明した妹と彼女を支える姉。音大に落ち将来が見えないままで喫茶店を手伝う姉と彼女に反発する妹、年上の女性に思慕を抱く令嬢-4つの話が交互に展開します。
 彼女たちは知り合いでもなんでもありません。道ですれ違っても気にも留めない、赤の他人です。

そんな彼女たちの話がいつ繋がるのか。
正直、全く読めませんでした。

 
三人称で交互に展開するタイプの小説といえば、東野圭吾先生の作品と近しいものを覚えました。

 犯人が刃物を持っていたりするシーンなど、ハラハラドキドキしながら読む展開が続きます。自分がその場にいたらきっと気を失っているだろうなと、情けなくも思ってしまいました(笑)。

昨日までは全く関わりのない、誰かも分からない人と同じ時間を共有すること、つまり、「人生を共有すること」。
「ボーダレス」を読んだ時、そのことがとても不可思議なことのように思えました。
今作のような事件ではないにせよ、なにかのきっかけで、自分にも、みなさんにも「人生を共有すること」はあるものです。
そんなことを意識しながら日々の生活を送ってみたいと思いました。

では、またお会いしましょう☺️






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