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フランス展覧会情報(2024年7月_1)

「ピカソ -  イコノファージュ」
ピカソ美術館(パリ)
2024.6.11-2024.9.15

https://www.museepicassoparis.fr/fr/picasso-iconophage

ピカソの作品が多くの場合他を参照した、アプロプリエーションで成り立っていることは有名な話である。また、非常に前衛的で、アカデミズムを嫌ったピカソは、その一方で美術史の系譜の中に自身を位置付けることを厭わなかった。ルーブル美術館に足繁く通った画家の制作は、写真、ポストカード、ポスター、雑誌、挿絵本、といった様々な大衆的ビジュアルの海の中で行われた。本展は、全作品を通じて登場する、英雄、ミノタウロス、泥棒、銃士の4つのキャラクターに沿って、ピカソの豊かな着想の源を辿る。「イコノファージュ」とは直訳で「偶像を食べる」の意。


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