イッキによめる!名作選
子供達が小学生の頃、『齋藤孝先生』の書物にハマりまして、
というのも、子供達、NHKのEテレで、放送している「にほんごであそぼ」が大好きで、総合指導 が、『齋藤孝先生』だったのです。
「にほんごであそぼ」では、文学作品や古典、漢詩・漢文の有名な文を取り上げていて、子供達にも、とても良い教育になったと思っています。
それから、本屋に行っては『齋藤孝先生』の書物に注目していました。
そこで出会ったのが、「イッキによめる!名作選」で、パラパラとページをめくると、学年別に、字の大きさから、漢字も合わせてあり、とても親切❗️
中の作品も年齢に合わせた内容で、即座に購入して帰りました。
子供達も、もちろんハマってそれこそ“イッキ”に読んでしまいました。
この本が面白いのは、作品の最後に、「クイズ」と「解説」が付いている事です。
本をちゃんと読んでいれば答えられる「クイズ」。
「解説」もそうかと思わせる文で、子供でもわかりやすくしています。
収録内容として、さくらももこ、宮沢賢治、島崎藤村、筒井康隆、新美南吉、阿川佐和子、芥川龍之介、星新一、村上春樹、与謝野晶子、オー・ヘンリー、小泉八雲作 、ビートたけし、水木しげる、清少納言、シートン、アンリ=ファーブル、あさのあつこ、池部良、吉田兼好、モーリス=ルブラン、川端康成、黒柳徹子、夏目漱石、江國香織、町田康、中島らも、山田詠美、竹取物語、 コナン=ドイル、太宰治、森鴎外などなど、、、
古今東西のそれも、この人も?の人達の作品が連なっています。
よく知っている話はもちろん、知らない話でも
楽しく読め、考えさせられる事が良くありました。
ほとんど短編か、長い話の抜粋かで、“大学共通テスト”の問題のようですが、さすが『齋藤孝先生』、ちゃんと短いながらも考えさせられる文になっています。
ですから、この中からもっと読んでみたいという作品もでてきました。
子供達だけでなく、私も楽しんで読んでいました。
中学受験にも一役かったようで、子供達の国語力もこの本でずいぶん上がったような気がします。