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息子の高校文化祭

息子は、中高一貫校出身だったのですが、文化祭は派手に大学並みにありました。
二日間あり、一日目は、サークルの催し、個人的な音楽会、ミス(女装)コンテストなど、私立だったので、ちょっとした「オープンキャンパス」と言った風に開催していました。
イベントとして、先生たちの特別授業もあり、保護者たちに大人気でした。
私も毎年、ママ友たちと誘いあって学校に出かけていました。
また、中学、高校受験生たちも学校を知るチャンスとばかりに楽しんでいた様でした。

この学校の凄いところは、全部学生たちの運営なんです。
先生たちは手を出しません。
なんなら先生たちも楽しんでいました。
パンフレット制作も、スポンサーの広告取りも学生達がしていました。

中学部は、その日は午前中、遠足で近くの山登りなんです。
山登りは辛いのですが、午後からの文化祭の参加を楽しみに山からの下りは学校に一目散に帰って来ていました。

露店をするには、自分たちで自由にグループを作り、学校に何をするか申請して、仕入れから製造、販売まで自分たちでします。道具も自分たちで用意します。
儲けが出れば、打ち上げ費用です。
それで、毎年、悪どい商売をする子たちが多くて、困りものでした。
「焼きそばや」では、具がほとんど無く、「たこ焼きや」では、冷凍たこ焼きを温めるだけなどで、高い料金設定で、販売していました。
結果は、運営委員会で、その日の終わりに売り上げランキングを発表します。
ですから、発表でみんな大盛り上がりです。
大博打として、「かき氷」がありました。
その日の天候によって売り上げが変わるので、
天気のいい暑い日だったら、売り上げ一位でした。
そこで、商売のノウハウを勉強する事ができたのです。

二日目は、市内の文化会館を借り切っての「講演会」と高校生たちの「合唱コンクール」です。

太鼓の演舞もあります

保護者たちも毎年「講演会」はどなたが来られるのか楽しみにしていました。
ゲストも運営委員会が決めて、アポイントメントも学生がします。
学校出身者の先輩で、活躍されていらっしゃる方が多いのですが、息子が在学中には、“がばいばあちゃん”の「島田洋七」さんや

島田洋七さん

雅楽奏者の「東儀秀樹」さんなどもお呼びした事がありました。

東儀秀樹さん


どなたも、学生が直接、講演申し込みに来てビックリしていらっしゃいました。

そんな運営も、社会人になって役に立っているのかもしれません。
卒業の先輩で、偉くなっている方がまぁいる方だと思いますので、、、❗️




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