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目白聖公会『聖シプリアン聖堂』

目白通りまで足を伸ばして「目白聖公会」に行って来ました。
聖公会とは、英国教会を母体に世界に広がる教会で、カトリックとプロテスタント両方の要素を兼ねていると言われていて、日本には1859年(安政6年)、宣教師が渡来して、礎を築きました。
江戸時代のキリスト教禁止令が廃止された後、1918年(大正7年)この地に教会ができたのですが、関東大震災、大戦なども乗り越えて今日に至っているそうです。
この聖堂は1929年(昭和4年)の建築ですが、1985年、イングランド島南西端コンウォル地方のチャペルにあったステンドグラスを貰い受け、設置されています。
12枚あるステンドグラスは、1889年製造のもので、アール・ヌーヴォーの影響が見られ、唐草文様が描かれていたりしています。
ちょっと、「ミュシャ」の感じに似ています。
明るい教会は、100年以上の時を淡い光で感じる事ができます。

左からヨセフ、聖母マリア、イエス、アンナ
「私たちはその方を拝みに来ました」
と書いています
黄金(冠)と聖アグネス
年季の入ったオルガンと
ベタニアのマリア
クリスマスの
キリスト降誕の置物もありました。
丸く、装飾されたバシリカ式の祭壇
柱も上部に装飾があり、
精巧な漆喰造りです
クリスマスリースで
お出迎え

平日だと、自由に見学させて頂けるようです。
この日は私一人で、心置きなくしみじみと静かな歴史ある教会を堪能できました。
クリスマスは、きっと素敵なんでしょうね❗️
神父さんは、どなたでも来られて良いですよと
おっしゃっておられました。


カオリ・ヒロネ

近くに可愛くて小さなケーキ屋もありました。
この近くはケーキ屋さん多いです♡


MEJIRO  SEIKOKAI
目白聖公会
東京都新宿区下落合3-19-4
JR目白駅から徒歩5分



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