見出し画像

そろばん塾

習い事の一つで小学4年の頃、「そろばん」というのが流行って、私も通う事になりました。
いつもの如く、母が見つけてきた「そろばん塾」。
母に連れられ行った塾は、家からちょっと離れていて、校区内ではあったけど帰りは夜になるので、連れて行った割には心配するところでした。
帰りには公衆電話で、合図して帰っていました。(合図方法は⤵️)


塾に行ってみると、学校で良くみる面々が集まっていて、心細さはありませんでした。
学校でもそろばんの授業はあるので、(そういえば息子、娘達は授業が1時間だけあって、その為にそろばん用意しないといけなかった記憶があります)
身につけることは得だと思って通っていました。
しかし、そこは子供時代。
早めに行くと、子供達は当時流行っていた「ローメンコ」で遊んでいました。

ローメンコ
昔のメンコ
これは遊んでいない!


「ローメンコ」とは、直径2cm程の丸い厚紙の縁に蝋が塗ってある小さいもので、大昔のメンコとはちょっと違っていて、地面に叩きつけたメンコが、相手のメンコをひっくり返したりするのでは無く、口で、メンコを“ぷっ、ぷっ”とちから一杯吹きかけ面替えしたり、おもて同士に重ねたり、裏同士に重ねたりして、相手のメンコを取る事ができるのです。
(つばがはねて、ちょっと汚かったかも、、、)
また、蝋が付いているので、指で挟んで飛ばして的当てをしたりするのです。

指で挟んで飛ばします。
牛乳瓶の蓋でもやっていたな!


主に、男の子の遊びでしたが、面白そうな遊びで、思わず私も参加して遊んでいました。
それで、塾の始まる1時間も前に行って遊んでいました。
母には秘密の遊びでした♪

で、「そろばん」も、ちゃんとやってはいました❗️

「そろばん」の“珠算検定”は、当時二つあって、日本珠算連盟(日珠連)と、全国珠算教育連盟(全珠連)があり、三級以上取れば履歴書に書けて、就職に役に立つからと、途中辞めたいと言っていた私に母が無理にも続けさせて、
結局、検定の二つとも三級を取り、取れたとわかった途端、辞めました。

そうして、やっと取った三級ですが、一度も履歴書に書いたことありません。
就職も、経理などの職に就かなかった事もありますが、私の時代でも、もう珠算の資格など要らなくなっていました💦
三級も取ったのに、数字が苦手な私です。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集