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メンタルが強くなる! ストア哲学と「無常」の考え方
※↑記事の続編になります!
心が揺れるあなたへ
「すぐに落ち込む」「つらいことが忘れられない」…。
そんな風に、自分のメンタルが弱いと感じていませんか?
大丈夫です。
心の強さは、誰でも手に入れることができます。
今回は、心を穏やかにする方法として、古代から多くの人に支持されてきたストア哲学と、日本で古くから大切にされてきた「無常」という考え方を超簡単にご紹介します。
Point 1:ストア哲学:心の安定のヒント
ストア哲学って?
昔の人が考えた、心を強くする方法です。
主な目的は、幸せになること。
外からの影響を受けずに、心の穏やかさを保つことを目指します。
大切なこと:
良い人間になること: 正直さ、優しさ、勇気、我慢強さなど、良いことを大切にする。
自分の心をコントロールすること: 感情に流されず、冷静に考える。
運命を受け入れること: 自分の力ではどうしようもないことは、受け入れる。
具体的にどうするの?
二つのこと:
自分で決められること(考え方、行動)
自分で決められないこと(他人の行動、天気など)
悪いことが起きたとき:
「これは自分のせいじゃない」と、冷静に考える。
「成長のチャンスだ!」と、良い面を探す。
感情をコントロールする:
感情が湧き上がったら、落ち着いて、その原因を考える。
「なぜ、こんな気持ちになるんだろう?」と、客観的に見る。
日常生活でできること:
自分の大切にしたいことをはっきりさせる。
物事をありのままに見る。
少しずつ、自分の心を鍛える。
感謝の気持ちを持つ。
「いつか死ぬ」ことを意識する。
Point 2:日本の「無常」:移り変わる世界との付き合い方
「無常」って何?
「この世のすべてのものは、いつも変わっていく」という考え方です。
人生の短さ、時間の流れ、変化を当たり前と考えること。
何かに執着しない、心を穏やかに保つための考え方です。
どこから来たの?
お釈迦様の教え(仏教)
「すべては移り変わる」
「執着は苦しみの原因」
「良い行いをすれば良い結果になる」
日本へ:
昔から、色々な人に広まりました。
文学や絵画、生活の中に根付きました。
「無常」でどうなる?
心が柔軟になる: 変化を恐れず、受け入れることができる。
執着から解放される: 物やお金、地位などにこだわらなくなる。
感謝の気持ちが生まれる: 今の瞬間を大切に思える。
死を自然に受け入れる: 恐れずに、今を精一杯生きようと思える。
Point 3:ストア哲学と「無常」の共通点
似ているところ:
外からの影響を受けない: どちらも、周りのことに振り回されない心を求める。
心をコントロールする: どちらも、自分の心を自分でコントロールしようとする。
変化を受け入れる: どちらも、変化を当たり前と考える。
ちょっと違うところ:
目的:
ストア哲学:幸せになること、良い人間になること。
「無常」:心を穏やかにすること。
方法:
ストア哲学:理性的、自分の力で。
「無常」:心を落ち着かせる方法(座禅など)で。
死後のこと:
ストア哲学:死後のことはあまり考えない。
「無常」:生まれ変わるという考え方がある。
Point 4:心を強くする、二つの考え方の組み合わせ
どうすればいいの?
「無常」を受け入れる:
「すべては変わる」と理解することで、何かに固執しなくなる。
周りの変化を自然に受け止める。
自分の置かれた状況(良いことも悪いことも)を、自分の人生の一部として「大切に思う」。
そうすれば、積極的に行動できるようになる。
ストア哲学を実践する:
嫌なことが起きたら、「これは自分のせいじゃない」と冷静に考える。
自分の感情を客観的に見る。
感謝の気持ちを忘れず、良い面を探す。
自分の心を少しずつ鍛える。
まとめ:変化を受け入れ、今を大切に
ストア哲学と「無常」の考え方。どちらも、心を強くするための良い方法です。
これらの考え方を実践することで、あなたの心はもっと穏やかになり、強くもなります。
人生は、いつも変わっていきます。
その変化を恐れずに、受け入れ、今を大切に生きることが、心を強くする方法です。
「ストア哲学」と「無常」の考え方を少しは理解出来たでしょうか?
日々の生活の中で実践して行くのは難しい部分もあります。
まずは、こんな考え方もあるんだなと頭の片隅に置いておくだけでも、いいと思います。
いつか、きっと役に立つ時が来ます。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!