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なぜ次世代教育部を立ち上げたのか

こんにちは。
私は、世田谷区に住む普通の会社員で、小5の息子と小2の娘がおります。

保育園の待機児童問題も記憶に新しく、両親共働きで子育てをしているご家庭もとても多い地域です。全国的にも2021年時点での共働き世帯は、68.8%だそうです。

一方で、ご存知のとおり、小中学校の不登校(年間30日以上欠席)割合は2022年度文部科学省の発表で、3.2%(過去最高)と。いや、感覚にはなりますが、この定義に当てはまらないグレーゾーンの潜在層はもっといる。

だって、うちの子がそうだから。

娘が学校に行きたくないと初めて言ったのは、1年生の2学期のこと。
ある日突然、そんな事を言い始めたので、最初は、甘えてないで学校へ行きなさい!学校は行くものよ!と、今思えば忙しい日々の中で、学校へ行ってくれないと自分が困るし、固定観念という呪縛から逃れることができませんでした。◯◯を買ってあげるから。とか、お友達と一緒に登校ができるように親御さんにお願いをしてみたり。もちろん、スクールカウンセラーや担任の先生にも相談し、毎日学校へ行くためにはどうしたら良いかというゴールに向けて対策をしていたわけです。

しかし、それがきっかけとなり、現代の学校教育に対して疑問を持つようになりました。

私は、20年以上IT業界で仕事をしています。
この業界で働く人達が好きです。なぜなら、常に常識を疑って新しい未来を作ろうとするからです。

言わずもがな、テクノロジーの力によって、この20年で大きく生活が変わり便利になりました。子供たちが大人になる約10年後、日本や世界はどうなっているでしょう。

残念ながら、世界を牽引しているIT業界において、日本はアメリカや中国に負け、世界での影響力をどんどん下げています。そして、いよいよ円安が生活に影響を及ぼすようになってきました。もう他人事ではありません。
今、私達、働く親世代が未来を生きる子供たちのために出来る事は何でしょうか。

まずは、狭い価値観の中に留めないことだと思っています。
これからの日本は、労働人口が減り単純作業がAI化されていき、10年後は今ある職業ではない仕事に従事している人が半数になるとも言われている中、
これまでと同じ事をしていてはダメだということまではわかっています。
わかっていることに対しては対策をしなければなりません。では、どうしたら良いのでしょうか。

それには親のマインドセットをアップデートしなければならないのです。
これまでの知識の詰め込み教育では、AIに到底及ばないからです。

このような正解のない問いに立ち向かう時代に最も必要なのは、好奇心だと思っています。それを失わないように、親はこれまでの価値観を押し付けてはいけないのです。

私は、不登校がきっかけではありましたが、現在、公立小学校に通われている、あるいはこれから入学するというお子様の親御さんの中には、これがベストだと思っていないけど、他の選択肢について考えたことがない、わからない。といった方もいらっしゃるのではないかと思います。子供の個性も尊重していきたいです。

そこで「教育の選択肢を模索し次世代教育についての情報交換をする」ことを目的とし、このようなコミュニティを作りました。

フリースクールもそうですが、最近、様々なオルタナティブスクールが開校しています。ユニークな私立小学校もあります。海外留学や山村留学も、もしかしたら選択肢に入ってくるかもしれません。

ただ、多額の教育費がかかるじゃない。というお声もあると思います。
もし、このコミュニティで、そんな声が大きくなれば、自治体にパブリックコメントを出していくことも検討していきたいです。

子供達が自信をもって未来を生きられるように、一緒に教育の視野を広げてみませんか?

次世代教育についてみんなで考える座談会やセミナーを1カ月に一回ほど、不定期で開催しています。随時情報発信していきますので、よかったら、noteのフォロー公式LINEの登録も宜しくお願いします。

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