私に生きる意味をくれた友人の言葉
自己肯定感ってどんなものだと思います?
私には自己肯定感が高いとか、よくわからない。私にとってそれは、低いけれど確かにそこにある力強いもの。
今日はそんな私の昔話を聞いてください。
当時、私は人間関係で深い傷を負っていました。ややこしい事態に巻き込まれて、自分の立場で自分にできることをやって事態の収集に努めた挙げ句、あらかた片付いたところで巻き込んだ張本人から捨てられました。
その一件で私は「僕が僕として生きても幸せになることはないのかもしれない」
そう思いました。
当時は蓄膿症を患っており(こちらは後に手術で治りましたが)、症状のひどくなる冬は眠っても疲れが取れず充電率50%状態、日中はなんとか活動するも夕方にはグッタリで疲労が蓄積していき2週間に2日は活動できずに寝込むような状態でした。
そんな心身両面でギリギリの生活を送っていたある日、ある友人を食事に誘いました。
その日はたまたま私の誕生日で、会食中にそう言うと「じゃあ今日は私がおごってあげよう」という話になりました。そして友人はこう言ったのです。
「ああ、なんかうれしいな、
こうやって誰かの誕生日を祝えるのって。」
私は驚きました。
だって、私はただ生きてそこにいただけなのに。私が何かをしたわけじゃないどころかおごってもらっているのに、嬉しいと感じる人がいる。
それを聞いてわたしは
「あなたは生きていて良いんだよ」
と言われた気がしました。
「生きていることが許されている」
高くもすごくもないけれど、
これが私の自己肯定感。
高くなくたって別にかまわない。
ありさえすれば、次の一歩を踏み出せる。
その一歩を積み重ねた先で、
誰かと笑い合えるかもしれない。
その積み重ねが、私の人生。
自己肯定感について、もっと話したいけれど
長くなるのでまたの機会に回します。
あなたも誰かと笑い合える日々を
過ごせますように
それでは、また。