生きづらさの原因
父が旅立ってから、間もなく8年。
驚くことに前回の投稿から丸1年が経過したようだ。
正直この1年は、生きた心地がしないくいらい目まぐるしかった。
というのも、
後ろを振り返る、経済的・心理的余裕が全くなかった、
という方が正しいかもしれない。
それくらい、”今”を生きることに全力の日々だった。
ある意味、この状態が”生きている”感覚なのかもしれない・・と、
今ではあの辛すぎた状態を「充実」とさえ感じている。
それくらい、1年前の状況と比べて
経済的にも、そして心理的にも
生きづらさを感じて、毎日自分自身を疑うことしか出来なかった
一時期の自分と比較しても
やっぱり大きく「変わった」と言い切れる
相当変化の多い1年だった。
『なにが、生きづらかったのか?』
25歳の秋。新卒で入社した会社を退職し
全くの未経験で金融の道へ飛び込んだ。
今思うと、あの時の不安や苦しさの根源は
必死な気持ちで食らいつきながら新卒で入った
知名度も高い、安定且つ働き方やコンプラも整った大手の会社を辞める
その「ステータスを捨てる」という選択が
自分の人生において、
本当に間違っていないか?
後悔しないか?
勿体なくはないか? という、
そんな「他人からの自分」の評価ばかりが
不安で仕方がなかったんだなと、今では分かる。
決してあの時の私は、「自分がどうしたいか?」に
全くと言っていいほど、目を向けられていなかったから
毎日が生きづらくて仕方がなかったのだ。