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2025/01/27 日々の流れに心を澄ませて 〜彩りを感じる心でいるために〜


2025/01/27

まだ日の出前のさらっとした空気は、静かで冷たい。それでも今年は暖房をつけるのを忘れるくらいには寒くはないと思う。窓をあげて深呼吸をすると、少し乾燥しているのがわかり、ゆっくりと自分の体調を伺う。

この時間が好きだなぁと思う。

誰も起きていない静寂の中で、私は私のペースで淡々と1日を始める。

年明けから小さな家族が増え、私よりも早朝からせっせと回し車で駆け回っている。
この音にも慣れてきて、愛おしく感じる。

イエロージャンガリアン♂


朝のルーティンが滞りなく進むと、それだけで気持ちがいい。顔を洗い、ストレッチをして、丁寧にスキンケアをする。

もちろん、毎朝こんなふうにスムーズに進むわけではない。時間に追われる日もあれば、体調や家族の都合で中断することもある。だけど、今日は違った。
驚くほどにスムーズで、心地よい余韻が続いている。

偏りすぎず、ゆるやかに


年明けから夫の帰りが遅くなる日が増えたことが気になっていた。心配なので声をかけると、会社での板挟みに辟易としているらしい。上司と部下の間に立ち、どちらの意見も理解しようとするうちに、すり減ってしまったのだろう。

「大変だったね」と声をかけると、ふっと肩の力が抜けたような表情を見せた。

それぞれの立場があって「思い」があることなので、バランスを取るのは、きっと簡単なことではない。何事もバランスが大事だと改めて思う。

大切なのは、執着することではなく、心地よい形を探し続けること。対話をすることだと思う。

心配な気持ちを抱えながらも、私ができることは温かい夕飯を用意しておくこと。それと、話を聞くことくらい。家族の日常に、そんな小さな気遣いを散りばめておこうと誓う。

「推し」がくれる幸せ


夕食後に子どもたちと一緒に音楽番組を観た。
普段、我が家ではあまりテレビをつけない。だからこそ、平日の夜にテレビを観るのはちょっとした特別感がある。

子どもたちはソファの上で目を輝かせて待っている。
推しの登場に、さらにキラキラした目で画面を見つめる姿が微笑ましかった。夢中になれるものがあるって、素敵だなと思う。「好き」という気持ちは、日々を少しずつ楽しくしてくれる。

それは、大人になっても同じ。

お気に入りの音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、推しの存在にときめいたり。

そういう「小さな幸せ」を大事にすることで、毎日はもっと心地よくなるのですもの。

今日の幸せ、今日の成長


眠りにつく前の布団の中での報告会。
「今日、一番うれしかったことは?」と聞いてみた。

長女は「きーくん(我が家の小さな家族のハムスター)が、指にしがみついてくれたこと!」と笑顔。
「こんなふうに!」と私の腕にしがみついてみせてくれる。サイズ感の違いに思わず笑ってしまう。

次女は「鬼のお面を作ったのが楽しかった!」と誇らしげに話してくれた。しかも、作った鬼は「かわいい犬の顔の鬼」らしい。発想が楽しすぎて素晴らしい!

それぞれに、小さな幸せがあって、小さな成長がある。それを聞いているだけで、私も心が温かくなる。

1日の終わりに、こうして「今日の幸せ」を振り返る時間があると、穏やかな気持ちで眠りにつける。
何気ない日々の中にも、たくさんの喜びがある。

「毎日、同じことの繰り返し」と思っていると、ただ流されるように日々が過ぎてしまう。

でも、小さな変化に気づこうとすると、日常はもっと豊かに感じられる。

私が「今朝はちょっと暖かいな」と感じるように。
夫が「今日は頑張ったな」と自分をねぎらうように。
子どもたちが「推しがかわいい!」と目を輝かせるように。
等身大の、ちょっと心が躍るような瞬間との出会い

意識を向けた分だけ、日々の中に彩りが増えていく。
それに気づけるかどうかは、きっと私次第なのだ。

あなたにとって、どんな瞬間が"日々の彩り"になっていますか?



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MaRu(まる)|早起きを楽しむワーママ     
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