🎬THE WITCH/魔女 -増殖- 感想
驚きのラストだった『THE WITCH/魔女』の続編と聞けば観るしかない。
とはいえ1もネタバレ厳禁なら続編の本作もネタバレ厳禁の驚愕展開。
数年前のバス旅行が修羅場と化すところから物語は始まる。お馴染みクレイジーなペク姉妹に確保される女性。
そして今、収容施設アークは謎の集団に襲撃され凄惨な虐殺が行われる。
唯一生き残った"少女"は偶然ヤクザと土地トラブルを抱えた女性ギョンヒに助けられる。ギョンヒの家で彼女と弟デギルと触れ合ううちに少女に人間的な感情が芽生え束の間の幸せが訪れたかに思えたが。
前作でプロジェクト総括ペク妹と対面したジャユンはそのまま姿を消してしまっていて、今回は全く違うサイキック少女の物語になっている。
謎の少女は何者なのか?その力は?
少女の怒りが頂点に達したとき少女追跡部隊、謎の集団の三つ巴のサイキックバトルが繰り広げられる。
前作はネタバレ厳禁のストーリー重視だったが、今作はサイキックアクション・シーンに作品の多くを費やしている。
人々の思惑が交錯し誰が敵で誰が味方かわからない展開の中、やさしい人たちとの関わりで子どもらしい明るさを見せたのに圧倒的なサイキックパワーを発揮せざるを得なくなる少女が悲しい。
少女のサイコパワーは前作のジャユンをしのいでいるかもしれない。
クライマックスと言える謎の集団の黒幕の登場には驚いてしまった。
追跡部隊のチョ隊長が見た目の可憐さと相反する男まさりな活躍がカッコよく好感度高し。
さらに登場人物たちの思惑と陰謀が交錯するであろう第3弾がとにかく早く観たくてしょうがない。
1に続き2もネタバレ共有できないのが辛い映画シリーズ。