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【読報】杜子春/芥川龍之介③~入社してから「合わない」はある~

あなたに+α、U+α(ウタ)です。
②ということは、①も②もあるわけでございまして・・・・↓↓↓

まあ・・・・読まなくても大丈夫です。
導入部ですが、前回の簡単なあらすじを書きますので
この記事を読んで、「前回の内容読みたいな~」と
思ったらで構いません。

では、ツッコミ満載の独断と偏見の読書報告、略して読報!!
はじまりま~す・・・
※この記事は5分で読めます。


↑↑青空文庫で無料で読めます

10秒でわかる前回のあらすじ

お金持ちにはならなくてもいい、
その代わりに仙人にさせてくれ!!
と、まぁお金をもらうより
お金を稼ぐ方法
を教えてくれと
主人公の杜子春が頼み込んだところです。


1.あらすじ③(仙人採用試験)


青年杜子春
片目眇め(かためすがめ)の老人改め
鉄冠子(てつかんし)という仙人に
仙人にさせてくれと頼みこむわけです。

仙人なるからには試験が必要なわけで。

ルールは簡単。

声を出すな

もし一言でも、しゃべったら
仙人にはなれんよ、黙ってろ


イメージ図。背景が現代すぎる

とはいえ、試験会場は
峨眉山(がびざん)という
山奥で色々な魔性がいるわけです。

その誘惑に耐えて見せてこそ、仙人だと。

ルール説明だけして
鉄冠子はその場を去ります。

真夜中に人里離れた山の岩場に一人置き去り

それだけでも十分な試練ですが
30分近くすると

突然空から

「そこにいるのは何者だ!!」

イメージ図。なんかすごい神々しい。映画のワンシーンぽいけど、ホラー感足りません

と𠮟りつける声がしました。

しかし、杜子春は約束通り返事はせず。

しばらくだんまりを決め込むんですが

「返事をしないと、命の保証はないぞ」

と脅してきます。
めちゃくちゃな言い分です。
圧迫面接もいいところです。

これにも屈せず
返事をせず。

ここで返事をしないと
「返事がない。ただのしかばねのようだ」になりかねないのに。

返事がない

さあ、ここから
ガチで杜子春を追い詰めていきます。
どこからともなく

虎と白い大蛇が同時に!!!

虎と白蛇。ご利益がありそうです。

これにも動じず、だんまり。
すると、この二匹が同時、襲いかかってきます!!!!!


絶体絶命の大ピンチ!!!!!!





と思いきや、
霧のようにこの2匹が消えてしまいます。

霧のように消えてしまった2匹

ここから命を脅かすいろいろな試練があり、
一言も発しませんが


なんだかんだコケ脅しで流石に命まではとらないだろう


と思いきや、
思いっきりシカバネにされます。

舞台は
まさかの地獄へ・・・・・・・

次回、地獄編

2.ここまでのまとめ③(仕事に対するマインド)


「一言もしゃべるな」
というルールを課して
それを守ります。
例え、地獄に行こうが。

これブラック企業どころの話ではないです。
採用試験で命まで落とされるのは・・・・。

あくまで創作なんですが

「どうしてもなりたい」といった
ところに付け込んで
無理難題を課す。

確かに自分の目指すものが
狭き門あればあるほど
乗り越えなくてはいけない関門は
高くなります。


入社後もこれは言えます。
憧れの職業に就職できた!!

「最初は雑用でも何でもやって仕事覚えるぞ~」
の限度が社会人1年生はわからない。

「仕事ってきついけどこんなもんか~」
「はじめのうちは誰でも失敗はあるもんさ」
「きついけど頑張るぞ~」

から
「あれ、この仕事やりたくて入社したんだよな・・・?」
「こんなこともしないといけないの?」
「ずっとこれが続くの????」

「思ってたんと違う」


ここで踏むとどまるためには

①こんなもんだと割り切って仕事を続ける
②何か成功体験を積み、価値観を変える
③本当に良くしてくれる先輩や部署へ相談して改善する

さらに悪化すると

「辞めたい・・・・・」
「転職したい」
「この仕事って自分に合わない」

というマイナスなマインドになってしまいます。

どんな仕事も
実際にやってみないことには
分かりません。

憧れやイメージだけで
就職してしまうと
どこかでひずみが生じると

「理想」と「現実」の差が広がってしまう。


長く続ける
かつ
いいマインドで仕事をするには
情報収集。
これは何でも。

感情に動かされるのが
悪いのではありません。
憧れからスタート、それがきっかけでいいのです。
「あこがれるのをやめましょう」とは言いません。

ただ、現実問題として
就業時間や業務内容、年収、
はたまた
そこからのキャリア。

すべては網羅できませんが

できるだけギャップがないようにするためには
入社後でも
理想に対しての現実とどう付き合うか

そこが改善できないのであれば
違う道を探すのか、同業他社に転職するのか。

私は
高校教師→塾講師→専門学校講師→高校教師を通じて

やはり自分で起業したい


これまでの経験から学んだことと
自分の中の達成目標を照らし合わせ
そのためにはどうするべきかと
前向きにもがいているところです。

一緒に夢を実現させましょう!!!!

※①で書いた「杜子春!!!」はまだ出てきません(笑)

最後まで読んでくださりありがとうございました。

もし、前回の内容が気になる方は
ご一読されてください。
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次回もお楽しみに。


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