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❝26歳ギター初心者の僕がバンドマンになったワケ 上京者インタビューvol,6-❞

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【Tokyo Realize】

アーティストとして成功を志す人のための無料で上京できるプロジェクト
上京の引越し費用をはじめとした住居の初期費用、交通費などを
弊社が全額負担させていただきます。


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プロフィール

名前 土田貴臣 (34歳)
出身 滋賀県
現在は東京都中野区在住。22歳で上京をしシェアハウス運営、
人材事業、TokyoRealize広報として邁進中。
自称滋賀県のピカソと名乗る絵描きでもありながら
We're in the Same BoatというPOP PUNKバンドでギターも担当

インタビュアー :西澤 /  推敲:星野 / トップビジュアル:中山


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──本日はよろしくお願いします!早速ですが上京したきっかけは何ですか?

土田:元々高校を卒業したら「東京でバンドやりたい」って思ってたんです。でも当時の自分はシャイだったので、東京行ってバンドやりたい!とは言えず…
特技が絵を描く事だったので、「東京で絵の専門学校に行きたい」と周りには言っていました。


──高校を卒業されて直ぐに上京されたのですか?

土田:いえ。色々ありまして父親のススメで高校卒業後に海外へ留学しました…!
語学学校に半年間通い、その後は2年間ほどオーストラリアを旅しました。


──凄い展開ですね(笑) 帰国後はどうされたのですか?

土田:いわゆる実家暮らしのフリーターを満喫してました。
パチンコしたり、琵琶湖で釣りをしたり、友達と飲んだり…
1年くらいでその生活にも飽きて、「そうだ!2年間の海外生活を経た今の自分なら脱シャイで東京行ってバンドが出来るはずだ!」と意気込み
22歳で上京しました。


──そこから実際に東京でバンド活動を開始されたのですか?

土田:すぐには始められませんでした。銀杏BOYZが好きで峯田さん主演のアイデン&ティティという映画に影響されて、東京に住むなら必ず高円寺のボロアパートって決めてたんですよ。
田舎者の俺は「高円寺のボロアパートに住んで、純情商店街を歩いていればバンドメンバーに出会えるだろう」と思い込んでいたのですが、現実は甘く無かったですね…(笑)


──実行力が高いですね!高円寺でどのような日々を送っていたのですか?

土田:高校の同級生1人、語学学校の同級生1人の計2人だけ友達いて
そいつとばっかり飲む生活を送っていました。
バイトも勿論しましたがどれも微妙で、良い出会いもなく金もなく
生活はずっと不安定
でした。

──そこからどういったきっかけでバンドを始めたのですか?

土田:ちょっと長くなりますが、お金が無く生活が不安定過ぎたので
一回立て直そうと就職しました。
ラッキーな事に日雇い現場に拾って貰い、某有名企業の倉庫でフォークリフトを乗り回すという仕事を始めて、そこの職場で奇跡が起こり彼女が出来たんです!
自分死ぬほどモテなかったので彼女が出来た事が嬉し過ぎて、高円寺を出て彼女の家に飛び込む形で同棲を始めました。

──不安定な日常から180度変わって、幸せ続きですね!!

土田:そうですね(笑)
順風満帆な同棲生活を謳歌してましたが、ある日「あれ…何しに東京に来たんやろ?」とふと考えました。
そうなったらもう終わりで、時既に自分は26歳になっていて…
身勝手な考えですが、”最後に一発やらかすなら今しかない”と思い立ち
仕事を辞めて彼女にも別れを告げ、高円寺に舞い戻る事にしました。
映画みたいな話ですが、彼女の家を出る日に冷蔵庫上に置いてあったお菓子の箱を彼女から渡されて、中身を開けたら札束が入っていました。
「なにこれ?」って聞いたら「今まで貰ってた家賃のお金。これでバンド頑張り」と…
同棲を始めてから毎月、家賃の半分を彼女に渡していましたが、
そのお金をずっと使わずに貯めてくれていたのです。
さすがに受け取れないと断りましたが、強引に渡されて受け取る形になり
家を出た瞬間一生分の涙を流しました
そのお金でギターを買い、彼女に向けたラブソングを作りこの曲がヒットしていたら本当に映画のような話でしたが、ラブソングはかけませんでした…またも、現実は甘くなかったです(笑)


──諦めず今からでもヒットさせましょう!映画化したいエピソードですね。それからはいよいよ東京でのバンド生活がスタートするのですか?

土田:はい!26歳でバンド未経験のギター初心者でしたが、”ここで自信無くしてたら何も始まらない”と、気合いでバンドメンバーをかき集めて曲を作り、紆余曲折ありながらもなんとか形にして
27歳でようやくライブ活動を始められました。やってみたらなんとか出来るもんですね!


──26歳で全てを捨て、0からのスタートを切るのはかなり勇気が要りますよね。

土田:そうですね。これで食って行きたいと現実的に考えてはいませんでしたが、全て捨てたからには本気でやろうと思っていました。
ラッキーな事にバンドメンバーはもちろん、素敵なバンド仲間にも出会えたので後悔は全くしていません
死ぬほど貧乏生活送ったし、めちゃくちゃ悔しい思いも悲しい事もバンドを通して経験しました。今ではバンドで味わった経験や見た景色、出会った仲間達が自分の財産になっています!


──現在もバンド活動されてるのですか?

土田:はい!最初に組んだバンドは3年程で活動休止。
その後に組んだバンドも2年くらいで解散しましたが、最近またバンド組みました!次は長続き出来ればと思っています(笑)
今現在は、バンド活動での経験を活かして仲間達とシェアハウスの運営や
人材系の仕事もしております。


──経験が仕事に繋がるなんて素晴らしいですね!では最後に今上京を考えている方にメッセージをお願いいたします。本日はありがとうございました!

土田:こちらこそありがとうございました!
俺は上京してバンドをやるまで4〜5年もかかりました。
バンドをやりたくて上京した人の中には、1度もチャンスに恵まれず地元へ帰る人もいました。それほどバンドを組むって大変なんです。
バンドじゃなくても、やりたい事の土台に立つってかなり大変なんですよね。Tokyo Realizeの支援ではそれを解決してくれます。
この活動に関わっている人間として全力で応援します。
Tokyo Realizeについて運営会社代表の湯浅さんから最初に聞いた時
良いバンドの良い曲を聴いた時と同じ感覚になったんです!

なんか物凄い熱い気持ちになり
このプロジェクトを沢山の人に知って欲しい気持ちでいっぱいですし、自分の目標としてこのTokyo Realizeから産まれたアーティストさんと対バンしたいです!


上京者インタビュー、大募集しております!!



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