【FF14で学ぶ】ヒンドゥー教・インド神話 パート2
前回に引き続き、今回もファイナルファンタジー14を題材にヒンドゥー教・インド神話を学んでいきましょう。前回で、次はシヴァとお伝えしましたが、今回はラクシュミを見ていきます!
前回で、ヒンドゥー教の世界観では3人の最高神がいることが分かりました。
創造神ブラフマー
守護神ヴィシュヌ
破壊神シヴァ
実は彼らには性別があり、3人とも男神(おがみ)です。
彼らには神妃(しんぴ)、つまり妻がいます。
ブラフマーの妻は、サラスヴァティー
琴を持っているのが特徴で、芸術・学問の神とされています。
実はインドの神様には日本名があるのですが、サラスヴァティーは日本名だと弁財天です。
七福神の一人ですね。
ちなみに、七福神にはインドの神様だけではなく、中国、日本の神様もいます。
そしてヴィシュヌの妻が、ラクシュミーです。
ファイナルファンタジー14の美神ラクシュミはこのインドの神様のオマージュですね!
インドの神様であるラクシュミーも美の神様です。他に、富・幸運・豊穣の神とされています。
特徴としては、腕が4本あり、蓮の花の上に乗り、手から金貨を溢れ落としています。
この特徴がFF14の美神ラクシュミと似ていてとても面白いので見ていきましょう。
まず、装飾が全部金色で、美神ラクシュミの両脇には、蓮華の形をした装飾が浮遊しています。
また、技のエフェクトも蓮華になっています。
この技名は「優雅なる右手」と「優美なる左手」で、それぞれ2名、つまり4名を対象とした攻撃です。
つまり4本腕がここで出てきます。
また、チャンチャラーという一部の技を強化する技があります。
インドの神様は名前がひとつだけでなく、別名が複数あります。
ラクシュミーの別名の中のひとつがチャンチャラーなのです。
セリフの中で「移り気なるも〜」と言っている通り、チャンチャラーは「気まぐれな女」という意味があります。
戦闘BGMも凄くインドっぽいですよね!
今回はここまでです。いかがでしたでしょうか?
元ネタが分かっていると、現実世界もゲームも両方面白くなって楽しいですね!
もう一度美神ラクシュミに挑んでみると、また違った楽しさがあるかもしれませんね!
次回こそはシヴァとシヴァの妻、そしてその息子について見ていけたらなーと思っています。
ざっくりがモットーなので、もっと詳しく知りたい方はぜひネットや本で調べてみてください。
面白かったら「スキ」お願いします!
余談(ラクシュミの雑魚の名前が古代インドの階級の名前だったり、ラクシュミーが色々な神様を魅了した神話とかもっと詳しく語りたいけど、文章だと長いし~動画にするのも面白そう…などなど思案中です…)
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