''美'' は 「完全性」 を持っているから美しいと感じる。
完全性とは、 整っており、矛盾がないことです。
私たちは 心で 直感として 一挙に、それを理解する。
ただ、少し整っている位ではなく、完全に整っていて どこにも矛盾がないということ。
その見事さに 私たちは感嘆の念 もしくは 快感情を感じるのである。
「ひとは、美を味わうと創造を始める」 と言いました。
無形の完全性である ’’美’’ を味わうと、私たちはどうしても 形を持った完全性として 表出させたくなる → 芸術
表出された芸術というのは、美の完全性を標識 として 絶えず再創造を繰り返しながら、有形の完全性へと至ろうとする。
美 と 芸術は 補完し合う関係にありますが、お互いが 完全性を持つようになれば それは一体どうなるのか。どんな味わいなのか。私は知りたい。