マダニの危険性
どうも、小倉丈一郎です!
新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。
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【マダニとは】
マダニは家の中に住みつくダニとは異なり
野外に生息しています。
主に哺乳類や鳥類、爬虫類などの血を
吸血しながら生きる外部寄生虫です。
マダニが吸血する目的は、成長段階と
産卵の際にエネルギーを確保するためです。
皮膚の柔らかい脇の下や足の付け根
手首、膝などを狙う傾向があります。
【感染症の媒介者】
マダニの恐ろしいところは吸血の
被害だけでなく感染症を媒介することです。
2010年代頃から
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、
ライム病、ダニ媒介性脳炎などの
被害が目立っています。
【SFTSによる死亡例】
SFTSは2011年中国で新たな感染症として
報告され、日本では2013年に山口県で
発見されています。
致死率は30%にもなる
危険な感染症です。
西日本を中心とした被害報告が多いですが
東日本でもSFTSウイルス遺伝子が
見つかっていて、今後全国で発生する
懸念もあります。
ウイルスの潜伏期間は6-14日で
主な初期症状は発熱、全身倦怠感、
消化器症状で重症化すると
死に至ることがあります。
有効なワクチンや薬剤など根本的な
治療が確立されていないため、
マダニに噛まれないようにすることが
一番の防御策です。
僕も林業を始めてて数日前に
初めてマダニに噛まれました。
その時はそこまで危険だとは
知らなかったのでほっておいたのですが
知人から感染症の話を聞いて
すぐ病院で治療してもらいました。
知らないって怖いですね。
正しい知識を身に着けて
長く継続的に山仕事ができるように
頑張ります。
山からは以上でーす!
またあした!