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【学級通信】(高校3年:第120号)Jカーブ

2019-09-02

2学期が始まってしまいました。高校最後の夏休みはいかがでしたでしょうか?400時間受験勉強できましたか?この夏の猛勉強の結果がすぐに出ることはないかもしれませんが、1,2月の本番のときには必ず力になっていますので、頑張れた人たちは安心してください。逆に、夏休みなかなかできなかった人は、これから挽回できるように、もう一度気持ちを切り替えましょう。現役生は最後の最後まで伸びます。諦めることはありません。信じて前へ進みましょう。

今、皆さんに共通していることは、以下の2つだと思います。

・自信がないこと
・心配なこと

これは、保護者、生徒ともに同じではないでしょうか。自分に自信がない、勉強する自信がない、受験する自信がない、勉強しているか心配、受かるかが心配…などなど。

みなさんがなぜ自信がなくて心配で不安なのかは、大学受験が初めてのことだからだと思います。人気の大学になると、倍率5~10倍の試験を突破しなければなりませんし、偏差値は60以上(受験生の上位15%以内)にいる必要があります。なかなか厳しいですよね。今までに同じような壁を乗り越えてきたことがない人がほとんどでしょうから、どれくらい努力したらよいかもわからないわけです。経験のないことはとにかく不安で、避けたくなるものです。

みなさんに足りないのは、能力や学力ではなく、自信です。毎年、何百人という生徒見ているので、間違いありません。N先生もそんなことを書いていました。信じて頑張れば必ず伸びるように勉強は出来ています。ですから、途中で諦めたり、志望校を下げて推薦やAOに流れたりすることのないようにしましょう。(計画にない推薦やAOはあまりうまく行きません)

先日、ネット記事で「Jカーブ」という話が書いてありました。まさに受験生のことだと思ったので、参考までに掲載しておきます。

何かをはじめたときに最初に思うのが、「思ったようにうまくいかないな・・・」ということです。

事業やスポーツなどでも、努力をすればするほど、下がっていく時期が必ずあります。やればやるほど、下がるので、少し不安になってきますが、これは自然の法則です。初めからうまくいく人など1万人いたら1人くらいです。普通の人は、必ず失敗をします。その失敗から軌道を修正することで成功に近づくことができるのです。

潜伏している期間は長く、浮上するまでに時間がかかります。努力をしても全く効果が感じられません。普通はここで失敗した・・・と思ってしまいます。努力をしても成果が感じられないので、ほとんどに人がここでやめてしまいます。

受験勉強もこれと同じです。スタートしてから、結果の出ない時期がけっこう長いこと続きます。結果が出始める「顕在期」は12月以降の人がほとんどです。ですから、途中で諦めず、最後まで頑張った人が希望を叶えるというのが受験の鉄則なのです。2学期もなかなか結果が出ないこともあるかもしれませんが、日々の勉強を信じて、自信を持って過ごしてください。努力が裏切ることはありませんから。


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