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【学級通信】(高校3年:第121号)行事も受験も実は同じ

2019-09-10

2学期が始まって一週間立ちました。勘の良い人はお気づきかと思いますが、今週末は文化祭です。このクラスはアイス屋さんをやります。クラス委員の、Hくん、Sくん、Iさん、Wさんを中心に準備を進めています。5月あたりに、

「最後の文化祭だから、満足いくようにしたいんです」

とHくんが言っていたのが印象に残っています。満足のいく文化祭になるか?クラス委員を中心に頑張ってほしいと思います。

部活でも、行事でも、勉強でも、受験でも、目標と計画と実行力が重要です。複数人で動くときにはリーダーシップや責任感も必要になります。3年生の文化祭の目標はHくんが言うとおり、「満足いくかどうか」だと私は思います。あとは、

・どうすれば満足いくのか?
・何をいつまでにやらなければならないのか?
・誰に何を頼めばいいのか?
・当日はどうするのか?
・内装、外装はどうするのか?

そんなことを計画して本気で動けば良いのです。三年生ですから自分たちで実行できると信じています。

私はクラス以外にも部活の顧問をしているので、部活の出し物が忙しいです。文化部顧問の宿命です。今年は、

・eSports大会
・ボカロ+生演奏ライブ
・Minecraftで校舎作成
・自作フォント展
・オリジナルキャラクター展
・Nゲージ・プラレール展
・レゴロボット展
・自作ゲーム展

などなど…やることが目白押しで、目が回りそうです。部員全員で取り組んでいますが、学年によって動きに差があります。

三年の動きは良いです。言われなくても、想像の上をいきます。それに比べて二年はまだまだです。計画が甘くてなかなか進まなかったり、自分事として捉えてなかったりすることがあります。一年は超甘いです。そもそも何していいかわからないレベルです。言われないと動けないか、言われても動けないかのどちらかです。しかし、これは当たり前の現象です。一年生は文化祭の経験がありませんからできなくて当然です。逆に、三年生で何していいかわからなかったらヤバいですよね。

部活でもクラスでも同じです。

三年生は周囲の想像を超えなければなりません。

周りをあっと言わせるものを作り上げることが期待されています。装飾でも、サービスでも、衣装でも、Hくんが言った「満足いく文化祭」が作られることを期待されています。三年生の力を見せつけてください。

短縮授業になり、受験勉強は文化祭が終わってからと思っている人も多いかもしれません。しかし、それは一番マズいパターンです。この9月に勉強できないと10月に巻き返しは厳しいです。9月はあらゆることの準備期間です。センター志願票の準備、推薦試験の準備、模試の申込みなどの準備、そして受験勉強。これらを行事と平行して進められなければ進路実現は難しくなります。

行事も受験も実は同じです。目標→計画→実行です。

行事を楽しんで活躍できた経験は、そのまま受験でも生きます。学校行事とはそういう風にできています。部活も、行事も、受験も目一杯楽しむ。何かを捨てたり、サボったりせずに自分の進路も実現する。それが高校生活を三年間楽しむことだと思います。


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