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最近の記事

強欲で謙虚なイベントTURN16 戦利品感想

 前回・前々回と戦利品の感想はTwitterに投稿していたのだが、今回はこちらにまとめてみようと思う。せっかく文章を書けるプラットフォームに登録しているわけだし、通知が飛ぶのを迷惑に思う人もいるかもしれないし。  サークル名への敬称は省かせていただく。見出しになったときに格好がつかないので、あしからず。以下、スペースNo順。 シンクロギア「Curtain Call」「烙印魂交」 ボリュームが凄すぎてもはや薄い本ではない。イラスト、漫画、あとがきからも烙印愛が伝わってくる。

    • 『閉ざされし水底』セルフライナーノーツ

       2023年10月29日、強欲で謙虚なイベント14で頒布したアルバム『閉ざされし水底』。イベントでの頒布と通販でCDの在庫が捌けたので、そのおまけとして無償配布したセルフライナーノーツをここに公開する。 1. 氷精の導きモチーフは《氷水のアクティ》。 中華風の壮大なメロディは《大霊峰相剣門》のイメージ。 承影の許しを得た(《瑞相剣究》)アルバスたちは、アクティに導かれ氷水底を目指す。 3拍子の明るいメロディは、気まぐれな妖精のイメージと珍しい外の人間に浮かれているアクティの

      • OCGオンリー 8月の進捗報告

         暑い。 ピアノとドラムだけで作った緊迫感のあるブレイクコア。いつもの作風。 楽器の編成が少ないのはほぼ全滅した氷水の惨状を表現している。コスモクロアの死によるイレギュラーな進化であることを強調するため、追い詰められるようなブレイクビーツと16分で煽るピアノの左手、後半はかなり不安定なコード進行を使っている。XFDで聴けるかもしれない。聴けないかもしれない。 イニオンクレイドルの曲は一度完成に近いところまで行ったものの納得がいかず後半を書き直している。深淵の相剣龍の曲の方

        • OCGオンリー参加します&7月の進捗報告

           前回の記事でちょろっと告知したイベントに当選した。先着のときに申し込んだサークルとは違うフロアになるものの、ありがたいことに申し込んだサークル全てが参加できる形になったそうだ。同人イベントへの参加は一般参加を含めて初めてなので、少し緊張するが粗相の無いように頑張っていきたい。  アルバムに収録する曲は現在作成中で、完成した曲についてはこれまでのように公開するわけにもいかないのでTwitterに30秒程度動画をスマホ直撮りで投稿することにした。クロスフェードデモが上がるまで

        強欲で謙虚なイベントTURN16 戦利品感想

          楽曲紹介: 氷剣纏いし復讐姫

           難産だった。前回と同じく遊戯王のストーリーをモチーフとした曲で、悲しみと怒りを表現した静かなピアノの旋律に、暴力的なブレイクビーツと邪悪なシンセベースを乗せたBPM173のドリルンベース(ドラムンベース)である。 物語的なこと 遊戯王OCG, 烙印ストーリーより《氷水大剣現》をモチーフとしている。 氷水大剣現  前回は龍淵(イラスト奥側)の裏切りから氷水の虐殺、撃退までを音楽にしたが、今回は復活した龍淵とエジルギュミル(イラスト手前上側)たちの戦闘をイメージして作った

          楽曲紹介: 氷剣纏いし復讐姫

          楽曲紹介: 仁義なきGenocide

          仁義あるジェノサイドがあってたまるか。 遊戯王の背景ストーリーをモチーフにした144BPMのニュースタイルガバで、重心の低い重厚なキックとどこか異国じみたメロディが特徴である。 物語的なこと 遊戯王OCG, 烙印ストーリーより《氷水浸蝕》から《氷水呪縛》までをモチーフとしている。この場で元ネタについて詳細に説明することはしないので、興味のある人は公式書籍を読んでほしい。  ここでは、モチーフにしたカードとそれをどう音楽に落とし込んだかを書いていく。元ネタがわかる人でないと

          楽曲紹介: 仁義なきGenocide

          自己紹介と、このnoteについて

          自己紹介 作曲家。  ブレイクコア、スピードコア等の暴力的なサウンドと、クラシックの理論に基づいた古風なメロディを組み合わせた独特の作風が特徴。短調の暗さを全面に押し出した救いのない曲が得意。  中学生の時にDTMと出会い、趣味でゲームミュージックの簡単なアレンジを始める。高校生になってからは、友人のゲーム制作にBGM, SE作成で関わることになり、初めて本格的なオリジナル曲の作曲をする。以降現在まで形を変えながら活動を続けている。 作品紹介ブレイクコア・ドラムンベース

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