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【15秒】若手に贈る_仕事で最も使う関数rowの紹介【効率化】

「若手に贈る」と書きましたが、パソコンがそんなに慣れていない人へという意味合いでOKです。

 関数row。これが最も使います。参照の行番号を返す関数で、これを使用して表の通し番号をふります。
 ある使い方をすると、行の増減を行っても、自動的に番号を修正してくれます。

 vlookupやSUMなど、いろいろなサイトに「よく使う!」記載がありますが、私はROWがぶっちぎりの一位です。もちろん、vlookupもSUMもcountaもsumifも使いますが、rowは毎日のよう使うので非じゃないです。

 Excelに慣れてくると、Excelをメモ帳や電卓感覚で使い始めます。そんな風に使う人には刺さると思います。ちょっとした表を何度も書くことになるからです。


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1. 使い方

 表を作る際、通し番号をふるために使用する。


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1-1  関数を書く。

① 通し番号1番にしたいセルに「=row()-row()」と記載する。

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② 二つ目のROWのカッコ内を選択し、一つ上のセルを選択する
(選択したセルの番号が入力される)。
 例)A2


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③ 「F4」を押下する($が付く)。式を確定させる。

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④下のセルへコピーする

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以上をもって終了とする。

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2.メリット

 行を増やしても、行を減らしても、自動的に番号を修正してくれる。

例)一行増やすと、下の行は自動的に番号を振りなおす。

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以上をもって終了とする。

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3.使用例

・増減する項目の管理に使用するのが向いています。

例1) パスワード管理台帳。

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例2) インシデント管理表。

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以上


4. その他一言

 余談ですが、熱く熱くvlookupを現場で推してくる方がいます。
 これ、私の屑野郎ブラック探知センサーに引っかかります。経験上、この手の連中は高確率でvlookupの仕様を理解しておらず、大したスキルや練度も無く、「vlookup」言いたいだけの可能性が高いです。今まで数回使った程度ではないでしょうか。

 確かにVLOOKUPは使うのですが、血眼になって狂った様に進めるほどではないと思うのです。必要な時には使いますが、習慣として根付くほど毎日使う事は稀かと。
 銀行、公共、小売り、インフラ、造船などなど様々な案件にかかわってきましたが、新しく毎日のように使う現場には一度も当たったことがありません。数度、最初につくって、あとはコピーといったところはままあります。
 

 つまり、異常にVLOOKUPを推してくる民は、目新しく、他の関数と比べ複雑なので、「私これ使える!!」と暗に言いたいだけなのだろうなと。
 真に受けず、適当にうなずき、必要な時にだけ使用するのがおすすめです。


以上



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