イタリア滞在128日目・129日目・130日目
土日月曜日。Pistoia散策、Chianti試飲会、その他日常です。
休日は牛のトリッパとリッボリータを仕込みました。Pistoiaは初めて行ったけれど不思議と懐かしい気持ちになった。
土曜日
リッボリータやトリッパを練習してて感じるのだけれど、とにかく時間がかかる。
白インゲン豆は夜通しで水に戻すし、リッボリータはその名の通り2回bolleするのでそこだけでも2時間弱かかるんです。僕の使ってるリチェッタだとパンもステュファートするから白インゲン豆を抜きにしても調理から食べるまでに3,4時間はかかる。
トリッパもトリッパ自体の下処理や肉を柔らかくさせるための煮込みと焼き目をつけるための煮込みで1,2時間かかる。300gしか調理してないのに。
そういった工程を繰り返していると、いかに昔のイタリア人(特にマンマ)がcucinaにかかりきりでいたか。パンを焼いたり、パスタ捏ねたりしながら生活していたかをありありと想像できる。フィンランド人にとってのサウナが生活の基盤であったように、イタリア人にとってのキッチンがきっと生活の基盤。煮込んだり焼いたりしていると自然と部屋も暖かくなるのです。
ピストイアのメルカート
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日曜日
出店ワイナリーは100ほど。巡れたのは10ちょっと。試飲したのは30~40杯位。心から「美味しい」と思えるキャンティには出会えなかったけれど、ヴィンサントはどこも美味しかった。
ナチュラルワインじゃないと、飲んだ後体調良くないんですよね。悪いってほどじゃないけれど、家に帰っても大したことはできない。なんか変なのが残っちゃう。悪いものがあるって感じでもないから翌日には持ち越さないけど。
月曜日
月曜日は午前語学学校。今日からA2-2。先生が変わったのですが、久しぶりにいい先生に出会えた気がします。
いい先生ポイントその1:授業の初めに目次をみる
当然のことのように感じますが、当然のことをちゃんとやるのがいい先生です。教科書の目次を開き「前のコースではここまでやったから、今回からはこのユニットをやります。このユニットでは〜」とちゃんと頭出ししてくれて、めちゃくちゃ展望が伝わった。
いい先生ポイントその2:話す速度が速すぎず遅すぎない
ちゃんと聴こうという気持ちになる。前の先生、あまりに速度が遅くて冗長だったので(リモートをいいことに)授業時間をタスク消化時間に充ててたんですよね。よくない。とても良くない。今の先生はうっかりボーッとするとついていけなくなるので集中しやすくていい。
Grazie per leggere. Ci vediamo. 読んでくれてありがとう。また会おう!