イタリア滞在22日目
今日はイタリアに来て一番ハッピーな日かも。オープニングトークをすっ飛ばして行ってみよう。
ミラノから南へ約1時間、パヴィアに行ってきました。
「イタリアの家庭料理を食べたい〜」とずっと願っていたけれど、こんなに早く叶うとは。トルテッリーニはパスタと種を別々に作らなきゃいけない手間のかかるパスタ。作るのに一日かかるので作り置きして冷凍しているそうな。パンとケーキも焼いてもらって。とってもハッピー。パン、すごく美味しかったなぁ。お土産にも少し持たせてくれて。全部食べたかったのだけれどうまく伝えられず少ししか持ち帰れなかった。
マンマの推しパスタはカボチャのトルテッリーニ。「苦手なものはない?」と聞かれて「zucca(かぼちゃ)」と答えたばかりに食べ損ねてしまった。次伺うときはぜひ食べさせてくれ!とお願いしました。
「イタリア好き」というイタリアの各地方を紹介しているフリーペーパーがありまして。手に入る限りを入手して熟読していると、どうにも「マンマの料理は大雑把」というイメージができてしまって。僕はどちらかというと繊細に構成された料理が好きなので実は恐る恐るな気持ちもあったのですが、すごく丁寧に作られた料理で感動した。どれも美味しくて、惜しくて、食べきれずにいると「お腹いっぱいなら食べなくていいからね」と誤解させてしまった。「美味しいから!もったいなくて!残している!」「ちょー美味しい!」と何度も伝えました。美味しいはイタリア語で Buono。ちょー美味しいは Buonissimo。
かつて家庭が貧しかったとき、イタリアでは平日と土曜日は野菜などの質素な食事をしていて、日曜日はご馳走。トルテッリーニ・イン・ブロード、パン、ポッロ・エ・パターテを毎週食べていたとか。そんな長く続いている味をいただけるなんて。
いろいろな偶然が重なって今日はお呼ばれしていただけた。こういったつながりはまだまだ少ないので、おもしろイベント、食事、ワインのこと、何かご存知でしたらなんでも教えてください。飛んで馳せ参じます。
Grazie per leggere. Ci vediamo. 読んでくれてありがとう。また会おう!