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第82回 自分がわからない原因を考える WNYの場合



「幸せバイブル」とは


「幸せバイブル」は、経済的自由や時間的自由を手に入れても幸せになれなかった私が、セルフコーチングを通じて見出した「自分で幸せを創るアルゴリズム」です。

あなたも、感情や行動を自分でコントロールし、幸せな人生を日々作り上げるためのセルフコーチングメソッドを手に入れませんか?現在、無料体験セミナーを開催中です!


幸せバイブルの特徴


「幸せバイブル」では、スキルや感情、スピリチュアル、セミナー、自己啓発本に頼るのではなく、自分自身で幸せを生み出せる力を育てることを目指します。
セルフコーチングを習得し、感情の自動運転プログラムが暴走するのを防ぎながら、以下を実践していきます:

  • 意欲、役割、行動の3つのモメンタムの習慣を身につけること

  • 3つのモメンタムの習慣の論理的なアルゴリズムを活用して感情に働きかけること


3つのモメンタムの習慣とは?


「意欲」「役割」「行動」の3つを以下のように一致させる習慣です:

  1. 意欲:「やりたい」か「やりたくない」か

  2. 役割:「するべき」か「するべきでない」か

  3. 行動:「している」か「していない」か

これらをすべて肯定(Yes)かすべて否定(No)で揃えることで、心の調和が生まれます。


「幸せバイブル」4つのテーマ


「幸せバイブル」のセルフコーチングメソッドは、次の4つのテーマで構成されています:

  1. 自分で選択する自由を得る

  2. 自分の状態を客観的に俯瞰する

  3. 意欲・役割・行動の一致を増やす

  4. 意欲・役割・行動のアルゴリズムを深める

現在のテーマは「意欲、役割、行動の3つのモメンタムの一致」です。


「自分がわからない」原因を考える WNY


幸せな人生のために感情に流されない


自分をより良い方向に導くには、感情の自動運転プログラムが走るままに行動を任せず、意識的な判断が重要です。以前、意欲・役割・行動の3つをマトリックスに整理するワークを行いました。その中で、「わからない」という選択肢が出てきました。

しかし、この「わからない」状態を放置すると、感情の自動運転プログラムに行動を支配されてしまいます。これを避けるために必要なのが、論理的なセルフコーチングです。


WNYの危険性を理解する

今回は「WNY」と呼ばれる状態について考えます:

  • 意欲:やりたいかどうか「わからない」(W)

  • 役割:するべきでない(否定はN)

  • 行動:している(肯定はY)

やりたいかどうかわからない、するべきでないことを、しているというかなり危険な状態です。
この状態に陥ると、自分の行動に矛盾が生まれ、精神的に負担がかかりやすくなります。例えば…

ケース例
会社で、気に入らない上司の悪口を同僚に言ってしまうこと。愚痴を言っても解決しないし、自分でも嫌な気持ちになるけれど、つい口にしてしまう。このような行動は、知らず知らずのうちにストレスを増幅させます。


セルフコーチングで自分に問いかける


WNYの状態を脱するには、以下の質問を自分に投げかけてみましょう:

  1. 行動がもやもやの原因ではありませんか?

  2. 役割と行動が矛盾していませんか?

  3. なぜ「するべきでない」と思うのか?理由を深掘りしてみましょう


役割を明確にすることが第一歩


まずは「自分の役割」を考えることが大切です。

  • あなたの役割は何ですか?

  • あなたはどうありたいと考えていますか?

複数の選択肢を検討し、納得できる役割を選びましょう。役割が明確になると、意欲や行動にも変化が出てくるはずです。


答えを求めすぎないこと


セルフコーチングに正解はありません。大切なのは、一つひとつの可能性を考え、試してみること。そして自分で選択するというプロセスを大事にしましょう。

セルフコーチングのポイント


もう一人の自分をコーチに見立てて、自分に質問を投げかけます。セルフコーチングでは他人には話せないような内容でも、いつでも、すぐに行うことができます。自分の気持ちを解きほぐしながら、心の中にあるモヤモヤを整理していきましょう。


次回は「WYY」の状態について考えます。お楽しみに!


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