美貌の裏の苦しみ〜アリアナの告白から考える「自分らしさ」〜
私の好きな歌手にアリアナ・グランデがあげられる。
彼女のことを知らない人でも「BREAK FREE」は、きっと街中の優先などで耳にしたことがあるはずだ。
また、実写版映画「美女と野獣」の主題歌を歌ったことも有名だ。
彼女は歌がうまいだけでなく、とても美しくキュートなルックスをしている。私はスマホの待ち受けは、美意識アップのためにアリアナにしている。
しかし、そんなアリアナが、涙目にながら「ビューティー・シークレット」と題して、VOGUEの動画の中で衝撃的な胸の内を話した。
👇ショート動画
驚いたことに彼女は自ら美容整形を認め、さらにそれをここ数年やめていたことも語った。
このショート動画の元になる10分間の動画の中では、17歳という若さでデビューして、外見のことでもたくさん言われ、耳を傾けるべきかの判断がつかなかったと語っていた。
つまり、誹謗中傷の影響やトップスターになるために「当時の自分」を否定して美容整形や化粧をしていたということだろう。
実際にデビュー前の彼女は今よりもぽっちゃりしていた。私からすれば、今の完璧な姿よりもずっと同じ人間らしく親しみ感がある。
しかし売れるために事務所からも痩せろとかもっと美しくなれとか言われただろうし、世間の誹謗中傷も受けけたと思われる。
だけど今は、完璧な美より自分らしく笑顔を大切にありのまま、エイジングも否定しないでいきたいと思うようになったのだろう。
私自身、アリアナに美貌にとても憧れていたし、完璧な姿に自分とは違う遠い存在というイメージを持っていた。
でもビデオの中では「私、フロリダ育ちだから日差しをたくさん浴びてソバカスとか色むらあるのよね」とか「年々、額の髪の毛が後退していて」と話す。そしてそれを補うメイクアップをしていた。
完璧に見えても、素晴らしい美貌を持っていても、悩みは誰にでもある。本当に同じ人間の女の子なんだと改めて感じられた。
また、自分の力でしっかり「老いてもそれを消す・隠すのではなく、それも美しいことだと受け入れたい」と語れるまでになったアリアナはすごい。
昨今は医療美容や美容整形もとても進化している分、自分がどこまでやるべきか、真の意味でわからないまま、ネガティブな気持ちの排除のために手を出してしまう人も多い。
しかし、アリアナのこの告白は、美しさとは何なのか、自分らしさとは何なのかを改めて考えさせられるものだった。
私自身も「自分らしく生きる」がモットーであるが、たまに自分の個性を見失っていることがある。それはまさに、他人に触れたときだ。
自分の創作、自分の顔、自分の体。世界中でたくさんの人がいる中で、ありのままの自分を受け入れるというのは、簡単なことではない。
でも私も自分のことを大好きでいれるように、そして生きてきた意味や人生そのものを尊く思い、将来おばあさんになったときの自分を想像していきたいと思う。
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