J 2020年12月4日 20:07 「せめて」君が誘ってくれた夕食。君の家の近所のスーパーで一緒に食材を選び、僕も手伝って作った煮込み料理。不思議な味がして、笑ったっけ。特別ではないものが、特別に思えることを知った夜。せめてその一瞬、彼のことを、君も僕も忘れられたなら…。独りごちて、家路につく。 #140字小説 #140字小説 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート