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【歌詞】おとぎうた

「おとぎうた」

本当は気づいてた
そんなに強くないってこと
なんとか上手くごまかして
君の手を握ったんだ

君とならば ほんのちょっとだけ
飛べそうな気がして 胸がはずんだ

ふたりは旅に出た
見たことないものと出会った
世界はあたたかく
どこまでも行けそうだった

いつまでもふたりでいよう
君と指切りしたね
根拠はない でも叶うと
信じていた淡いねがい
どんな試練さえも
超えていけると思ってた

ある日強い風が吹き
木々がなぎ倒された
後ろを振り向いたら
君の姿がなかったんだ

君をさがして 幾月も歩いた
でもどこにも見当たらず・・・

あきらめかけたその時
ついに君を見つけたよ
遠くの町にいた君は
記憶をなくしていた
他のひとととても
幸せそうに笑ってた

何が正しい道だろう?
何度も何度も悩んだよ・・・

たとえ隣に僕が
もういられないとしても
いつの日も君が笑顔で
過ごせるように祈ってるよ
君の笑う表情(かお)は
ずっと僕の支えだから
ありがとうの思いを込めて
言うよ さようなら
これはただの青二歳の
恋の物語

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