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郷愁

彼は故郷を去り 都会で働く日々
古い歌を聞きながら 去りし時を想う

遠い夏の日 靴を履き潰しては
追いかけた夢の先に辿り着けたろうか?

深夜営業の喫茶店で月を見上げ
珈琲を飲みながら 想いは時を超えてゆく

寝ても醒めても頭から離れずに
でも好きと言えなかった君は何しているだろう?

みんなそれぞれの生活の中で生きている
だけど胸の奥 深いところで繋がっているから

忘れ得ぬ友よ 最期のときは
共にあの場所でまた過ごしたい

何か取り立てて誇るほどのものなどない
ただ愛すべき仲間がいた その街には

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