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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

鑑賞:2023年3月@TOHOシネマズ二条

まったくオススメできない作品でした。ヒドい。

面白くない。楽しくない。
楽しませようとする姿勢が感じられないのです。

「上手いなあ」という映像表現。
ゲームで使われるような特殊能力。
ソレっぽいモチーフを多用するナンセンス。
テクニックに走る2時間です。

本邦には卓越した面白くて楽しませてくれるアーティストが居られることを有り難く感じます。

これはダメ。
映像表現を駆使できる万能感。これに浸ったスタッフが送る作品。文化祭に予算投入してみた感じです。よく資金調達できたと思います。IMAXで見る価値はありません。お金貰ってやっと見る気になる作品です。この作品を持ち上げる、褒める評論があるとしたら、ポジショントークと思います。
「映画に詳しいボクがアッピールできる!」「この作品を面白がれるボク、玄人!」…そんな感じに思えます。

この作品が良いか?いいえ。積極的に見ない方がいいと人には伝えます。
ただテクニックが上手いだけ。

映像業界には夢があることを示していることだけは評価できます。
これでワールドワイドで上映してくれるんです。自信を持って、みなさん作品を作りましょう。
繰り返しになりますが、この作品は見なくて良い作品です。


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