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数分間のエールを

鑑賞:2024年7月@TOHOシネマズ新宿

スゴイ。すごく頑張ったのが伝わってくる作品。

作りたいなら、作ればいいじゃないか、ツールもテクニックも公開されている、と言わんばかりの作品でした。

メッセージがあり、作り手の熱量も感じます。ビジュアルもかっこいい、センスもいいと思います。音楽もそう。ミュージックビデオを作る話なので、そこが手堅いのが素晴らしい。

情報量の工夫は、かなり頑張った痕跡が見られた気がします。特にキャラの描き分けに、ヘッドホンや絆創膏、ストライプのシャツなど、記号化に玄人感があります。気持ちいい映像を作るだけでなく、ちゃんと伝えたいという意思があります。
その上で、表現って面白いんだという熱意が溢れているのが素晴らしい。

ただ、面白さ・楽しさは難しいところでした。キレイなCG映像を見ている、それ以上のものは、汲み取れる人にしか汲み取れないでしょう。

▲オリジナルサウンドトラック&ボーカル集です。

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