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サンセット・サンライズ
鑑賞:2025年1月@TOHOシネマズ新宿
期待に応える嬉しい話
震災のあと、コロナ禍を迎えた東北の自然豊かな地域に、東京のサラリーマンが居を構えることから、借り手と借主として始まる人のつながりのお話。
半ば強引な展開が楽しめるかどうかが、作品に入っていけるかどうかを分けます。
いい話を期待するわけですが、簡単に泣き落としに行ったり、田舎が善人だらけだったりするわけでもなく、しかし問題は抱えているわけで、そこを重たく見せないまま今を生きる姿を描いているのが、さすがと感じるところです。
菅田将暉さんが主人公で、それは間違いないのですが、どうしても井上真央さんが持っていく。役としても地元の人気者。ちょっとストーリーに集中できるか怪しいレベルで井上真央さんの魅力を追ってしまいます。
最後のオチが、また気持ちいいです。三者三様、人それぞれ。深掘りもできるし、ライトになぞる事もできる、味付け。
劇場で見て良かったです。前向きになれる作品でした。
▲原作本です。