![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110123805/rectangle_large_type_2_956e487335224092e12bad07fd9d6fc1.jpeg?width=1200)
小説家の映画
鑑賞:2023年7月@シネマカリテ
楽しめるかはアナタ次第。
フィルムで撮影したことのある人は心の中から鬼が出てくるかもしれませんが、ビデオで撮影したことのある人には「あるある」「撮ったな」と思わされることでしょう。
約束された面白さ・楽しさを求めている人には向いていません。ビデオカメラを買った知り合いが、ちょっと撮影して編集してみたから見てみてよ。そんな作品です。
けなしているワケではありませんが、けなしているような言葉が並ぶことになるので、なかなか困ります(語彙力がない…)。
ふだんからコメディやサスペンスでヒット作を連発してるような作り手が、狙って撮って出しのような作風で仕上げてきてるとしたら、素晴らしいと思うのですが、この作風が持ち味なのだとしたら、評価者や出資者の度量があると思う一方で、制作者は作家性一本でしのいでるのではないでしょうか。
下馬評や予備知識を仕入れないと、全然拾えません。
作り手へは勇気を与えると思いますし商業映画の可能性も感じます。
映像表現への好奇心が強い方に向いています。
▲ホン・サンス監督作品。(すいません、まだ観られていません)