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言うは易し行うは難し(育児)

第二子誕生は第一子誕生時の世界と
少し変わっている。

まだ育休取得や世の中の家庭要求は
そこまで強く無かった。

とても良いことだと思う。
世の中の変化していることを実感できている。

よく「俺たちの頃は」とか「昔は」と
変化を捉えず、戻したい人を見かける。

それはそれで正しいが人を
巻き込まないでほしいと思う。

そんな変化を私なりに行動へ移すことにした。

それが夜中のミルクだ。
もうすでに数年前にやってる人も
いるかもしれない。

人それぞれ家族それぞれの
形があるので、それはそれだ。

思うことは題名にあるように
「言うは易し行うは難し」だ。

夜中にミルクをあげる。
夜中にオムツを変える。

ただそれだけのことだと思っていた。
実は工程は一つだけでは無かった。

準備と後処理と実施の不安がある。
全てにおいて神経をとても使っている。

第一子は夜中の抱っこを担当していて
寝るまで付き合った。

それはそれで体力的にきつかったが、
ただの運動してしんどいレベルだということを
知った。

授乳というのは激しく疲れる。
目次をつけて工程別に書きたい。

準備

搾乳やミルクには準備が必要だ。
第一子は完全母乳だったので、
無知だった。

煮沸したり、搾乳したものを冷蔵したり
冷凍したり、温めたり。

自分のものなら適当でいいが。
小さな小さな赤ちゃんのものは
異常に説明を読むし、調べる。

この工程で合ってるのか不安もありながら
先生に定期検診時に聞いてもらったり
して正解を導く。

搾乳も時間がかかるので、適当な時間を
探らなければならないらしい。

あまりに時間をかけてしまうと
エネルギー浪費が激しく本末転倒だ。

準備ができたら、夜中を待つだけだ。

実施中1

夜中に赤ちゃんが起きる。
この起きる時に起きることは辛い。
こんなに体が動かないのかと思う。

起こすだけで辛いのに、泣き喚いている。
そして何より搾乳したミルクを適温に
温めなければならない。

一気に温めたいが、成分が壊れるなどの理由で
電子レンジや沸騰はいけない。

ゆっくりと温めなければならない。
しかし泣いている子にはそんなこと
知ったことではない。

まだこれは良い。温め終わると
飲んでもらうだけだ。

実施中2

ミルクをあげている時に
ゴホゴホいったり、吐き戻したりする。

もう心配で神経がピリピリして
眠気なんてとっくになくなり、
アドレナリンがでている。

これが夜中のミルクだ。
言葉では簡単に思っていたが、
リラックスしていた眠い体から
ギンギンの状態になる。

ミルクをあげるには角度も大切だ。
しかし狭い中で角度や体勢を変えるのは
至難の業。

不慣れもあって、ノウハウが必要だ。
これは各家庭の寝室の状況により異なるので
各自でノウハウを蓄積しなければならない。

しかし飲んでる時はグビグビ飲んでくれるので
嬉しい。一生懸命飲んでいる。目を開けて飲んでいるので目が合う。

目が合うとまた哺乳瓶の傾け方など
合ってるかと不安に思いながら飲んでもらう。

そして飲み終えると満足げにゲップを
したり少し笑ってくれる。


後処理

これで夜中のミルクをあげたと思うと
大間違い。

まだこれが半分だ。
まだ昼夜がわからない赤ちゃんは起きている。

最も怖いのは吐き戻しだ。
慎重に角度など考えて、抱っこしなければ
戻してしまう。

戻してしまうと服が汚れてしまう。
汚れたところは冷たくなってしまうので
着替えなければならない。

そしてミルクを飲んだ後はうんちや
おしっこをする。

しかもすぐではない。
やることも無くなってそろそろかなと
思い寝ようとするのも束の間。

んーんーと庇ってうんちをする。
中々すぐ出ないので、待たなければならない。

これが後処理の辛さだ。
帰れると思った矢先に、
これやっておいてと言われる辛さだ。

もういちどモチベーションを
上げならばならない。
しかもこのミルク後のオムツ交換は神経を使う。

お腹を上げすぎると吐き戻しがある。
あかちゃんの口元に注意しながら、
懐中電灯を当ててうんちを拭く。

元気よく暴れて、脚につくこともある。
しっかり拭いてあげなければ
かぶれてしまう。

無事に変え終わったところで、
一安心。

その頃には目が覚めてしまっている。
寝るにも寝れないが、疲れて寝れる時もある。


おわりに


読んで頂きありがとうございました。
少し共感いただけることもあったかと
思います。
それはとても私にとっても嬉しいことです。
まだまだしてあげれることを探して
トライしたいとおもいます。
いつのまにか5歳になるので。

まだ何も知らない時の本です。



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