もしかしたら、私を赦さない存在を、愛と呼ぶのかもしれない。
私は、こんなもんじゃない。
この程度では、終われない。
そんな思春期を引きずったままの人生だった。
けれど、いつかの時点で気づいてはいたはず。
うん。こんなもんだったわ、と。
またも自分と出会ってしまった。
何度目だろう。
これが本当に本当の自分だ。
毎回、そう思うのに、また現れる。
玉ねぎのように、むいてもむいても、また。
ありのままの自分は、好ましい自分とは真逆なタイプなので、その度にガッカリするし、認めたくないし、でも認めざるを得なくて、泣けてくる。
自己評