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【仕事】どこまで仕事は見せるべきか
本来は任せたいところですが…
マイクロマネジメントしたいわけじゃない
最近マネジャーになって思うのですが、マイクロマネジメントをしたいわけじゃないんです。なので組織アジャイルのスクラムでタスクボードを使ってチームマネジメントとしてそれぞれがタスクをちゃんとマネージできるようにはしたわけなんです。
しかしまだまだ慣れていない間はみんなタスクを更新しません。何を持って完了であるか?も言語化がされていなかったりします。といってもこれはいきなりできるものではなく、常にやって見せ、言い続け、慣れてもらうしかありません。(あんまりゴリゴリにやりすぎてスクラムが嫌いになってもらっても困りますし)
一応言ってることは、
「一日のはじまりにタスクボードで今日何をやるかを把握し、一日の終わりに状態を更新しよう」
という、タスクボードから始め、タスクボードで終わるという習慣が生まれることを期待しています。
全て自分の手に載せるべきか?
タスクボードでマネジメントしていても本当に全て把握できているかというとそうでもありません。把握しなくてもアウトプットが出て、成果に繋がれば細かく把握することも、指示する必要もありません。
しかし自分のチームの上層マネジメントが同じタイプとは限りません。
旧来のマネジメントだと上司は部下よりも把握しており、チームの仕事について何を問われても答えられるべきと考える人もいます。
それは昔から脈々と続くマネジメントスタイルで、その上層マネジメントのさらに上も同じタイプであると従わないわけにはいかないのです。
何もかも全て自分の手に載せて話せることが有能なマネジャーでありリーダーであるという価値観は間違いではないにしても、今後複雑化する世の中で耐えられるのでしょうか?
情報と状況の収集把握と理解、それのレポーティングのための整理とドキュメント化、そして報告…おそらくマネジャーの仕事はこれで多く終わってしまいそうです。
クリエイティブな仕事はどこにいってしまうのでしょうか?
上の人にとって重要でないことは出さなくてもよい
全て本当に報告すべきことなのか?は考えた方が良いでしょう。報告がないものは成果にはしないという考えの人も多いですが、そこはバランスなんでしょう。何でもかんでも報告対象、成果対象にすると全てに成果の意味や戦略との繋がりなどが求められます。
でも何でもかんでも数字にしろ、KGI/KPIや戦略との関連づけができるでしょうか?できないけどやらなければならないとチームや個人の意思のもとに動いて会社や世の中を良くしようとする仕事もあるはずです。
結局バランスです。そして誰にどこまでいうか?です。言わなければ確かに予算も取りづらいし成果としても示しにくいですが、他の目に見える施策や成果で覆ってしまえばいいのです。