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元女子の肉のつき方とボディメイクの話

僕は性同一性障害です。
20歳のときに性別適合手術を受け戸籍を女性→男性に変更しています。
(※女性→男性の性同一性障害=FTM)

僕は20歳までは女性で産まれ育ったので、骨格などの遺伝子的な部分は女性です。
所謂、『骨』の部分は、性別適合手術を受けても変わりません。
身長はもちろんのこと、骨格的な、
肩幅を決める鎖骨の長さや、骨盤などは女性のままです。

一般の男性でもそうですが、FTMの方は特に
自身の生まれ持った骨格を理解したうえで、ボディメイクをしていく必要があると考えます。

僕を含め、FTMの方のよくある悩みは
①胸、肩、腕の筋肉をつけたい
②お腹を引き締めたい
③お尻を小さくしたい
というような内容かと思います。

①トレーニングで叶います
②トレーニングやダイエットで痩せることはできますが、それだけではくびれが目立ってしまいます。
③お尻を引き締めることはできますが、女性と男性では、骨盤のつき方や形が異なります。
お尻周りのトレーニングと併せて、開いた骨盤を閉じるトレーニングが必要です。

そして、要するに結果として
肩幅<腰幅 → 肩幅>腰幅
になりたいという事ではないでしょうか。

その為に、肩の筋肉を鍛えて肩を大きくしたいという方が圧倒的に多いように感じます。
それも決して間違いではありません。
僕のところにご相談頂く方には、併せて背中の、主に広背筋などの身体のアウトラインをつくる部位のトレーニングをおすすめしています。

広背筋

背中が大きくなると、必然的にお尻や腰幅は相対効果で小さく見えます。

そして、広背筋を鍛えることは前から見たフォルムも逆三角形になります。

田口純平選手

この写真でも分かるように、広背筋が大きくなると、前から見た時に胴体部に広がりがでてきます。
それが相対的にお尻を小さくみせることができます。

例えば、僕のビフォーアフターを例に出します。

性別適合手術 前日
現在
性別適合手術直後
現在

いずれの写真も現在のほうがウエスト太いです。

上半身 特に背中が大きくなると、前から見ても後ろから見ても、上半身が大きく腰幅が細く見えます。

また、FTMの場合、第二次成長期の時期から膨らみ始める胸を目立たなくさせる為に猫背や巻き肩になってしまい、姿勢の癖がついてしまっている方も多いかと思います。
背中の筋肉を鍛える事は、姿勢の改善にも繋がります。

このように、特にFTMの場合は自身の元の骨格を理解し、つけるべきところに筋肉を付けていくことがパス度の向上にも繋がります。

ヒトの『大会(体格)』を決める3大要素は
骨・筋肉・脂肪 ですが
この中で唯一、部分的に変われるのは筋肉だけです。
〝部分的な骨のトレーニング〟も〝部分痩せ・部分太り〟も出来ません。
部分に大きく出来るのは〝筋肉〟だけです。

今回はFTMにとって、コンプレックスの要因になりやすい体型や体格について語ってみました。

そして、僕のnoteでは、過去の僕と同じような悩みを持つ人のヒントになったり勇気になる投稿をしていきたいと思っています。

もし、あなたが自身の体型に対して悩みやコンプレックスを抱いていて、1人ではどうしたらいいのか分からない や、教えてもらえる環境が欲しい!と思っていらっしゃる方は、ご相談ください😊
相談は無料ですので、僕が直接やりとりをさせて頂いてるLINEアカウントをトップページに載せております📩

もし貴方が、
過去の僕と同じような悩みがあったり、
どうしたら良いのか分からない、
なかなか一歩が踏み出せない、

そのように感じていらっしゃれば
僕のところに来てみてください😊👍

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