【近況日報】2025年02月06日(金)「喫茶店/マンガ」

①喫茶店
松屋でハンバーグ定食を食べた後、たまに行く近所の喫茶店に寄った(こう書くと松屋も近所であることがわかる)。一杯500円のコーヒーを注文したら、そんなに熱くなかったのですぐ飲み終えた。「自分って飲み物を少しずつ飲めないなあ」と、飲み物を飲むたびに思っている。自分のその性質に気付いてから数年は経つ。「サービスコーヒー淹れましょうか?」と店員さんが話しかけてくる。「おかわりはいかがですか?」ということ。私は遠慮なく頂くことにした。注がれたコーヒーは、さっき飲みほしたものと味が違った。次にお店に行く時も、サービスしてもらえるだろうか?あまり期待はしないでおこう。

②マンガ
児島青著「本なら売るほど」の1巻を読んだ。若い男性が店主を務める、町の小さな古本屋「十月堂」が舞台のマンガ。古本屋の店主が主人公だけど、お仕事ものというほどではなく、十月堂を中心に「本が好きな人」が次から次へと現れて、その人達の生活が話の本筋になる作品だった。十月堂の店主は、訪れる客が気に入らない態度を取っても、むかつきを心に留めるだけで、ぶっきらぼうな態度は取らない。古本屋の仕事の大変さを、露骨にではなくさらっと、だけど軽くならずに描く。そして、本への愛情、本が好きな人への愛情はぞんざいにしない。児島さんは実在する本の力を借りて、人間ドラマを描きたいのだなと勝手に妄想するのであった。


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Jナカノ@大喜利ライター
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