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『素晴らしき哉、先生!』泣いた。

何気なく見始めたドラマだった『素晴らしき哉、先生!』

でも、さっき最終回まで見終えて、涙が止まらなかった

主人公の教師(以下、たびたび『りお』と呼ぶ。)を演じるのは”いくちゃん”こと生田絵梨花で、かわいいし、よくあるような青春ストーリーなのかなって思ってたの(すみません、、)。

少しネタバレになってしまうけど、まさか主人公が、最終的に”未婚の母”という選択をする形で完結するとは想像もしなかった。

たぶん、年齢的に主人公と同世代のドンピシャで、仕事や恋愛や結婚や出産…など、葛藤が絶えないときにこのドラマに出会ったのが一番大きかったと思う。

そりゃあ、「やっぱりドラマだよなー」という部分も多かったけど、
悩み事ができるとトイレに駆け込んだり、
匿名のSNSのつぶやきが結局本音を表せる場所だったり、
そういう所々に小さなリアルを感じた。

最終回から手前の3話くらいが特に好きだった。

高校生の恋愛にも少しきゅんきゅんしながら、
子どもも大人もたっくさん悩んで間違えて葛藤して、涙して笑って生きてて、
まさに「人間してんなーーー」っていう感覚になった。

それに、そのあたりが放送されるくらいから、自分の生活の中でも
「え、これって私間違えた?最低な大人になっちゃったのかな??やらかした??」
って思うような出来事が少しあって、余計にこみ上げてくるものがあったみたい。

だから、りおがかつての恩師に会いに行って、「人間、時には間違えてもいいんだよ」みたいな台詞をもらったときは、気づいたら私もじわって涙が出てた。

あと、りおが元恋人のところに行った帰り、マンションを出て追いかけてきた彼に向かって、
「初めて追いかけてきた。このタイミングじゃねぇだろ。もっと早く追いかけてきてほしかったな…」
ってつぶやいて、ばいばいって去っていくシーンも、なんかとても共感した。

心のどっかで毎回、「なんで今追いかけてこないねん。。」って思いながら観てたんだろうね。。笑

しかも、それを台詞としてりおには言わせないあたり、、くぅ〜!!やられました(笑)

それと、りおが教師仲間と3人でご飯に行くシーンも毎回好きだった。
そして、最終回は特にお気に入り。

未婚の母になることを報告したりおに、実は生徒と禁断の恋をしていることを明かす大隈先生。
それを聞いて、「それくらいのほうが人間らしくていい」と言うカフェの定員。
さらにそれを聞いて、なんでそっちのほうがかっこいいみたいになってるの?ここだけ昭和なのー?!と嘆く山添先生。

学園ものドラマではなかなか見られない台詞たちだよなと思いながら少し笑いがこみ上げたシーンだった。

普段の学校生活ではあまり目立たない生徒が、最終回の学園祭でかっこよく歌い上げるシーンもよかった。先生への愛をドストレートに伝えるのも可愛かった。

このドラマを振り返ると、こうやって「ここが好きだったな~」という場面がいろいろある。

挙げたらキリがないけど、最後に書くとしたら
「高橋克典かっけぇ~」である。

高橋克典はこのドラマの中でりおの父親役なんだけど、とにかく最後までかっこよかった
残念ながら、こんな素敵な父親を現実世界では見たことがないのだけどね、、、。
自分もこんな大人になれたら、かっこいいよな。


私は、ドラマとの出会いってまさにタイミングだと思っている。
自分がどの年代の時に出会うかは分からない、ランダムだから。

少なくとも、モヤモヤした気持ちで起き上がった今日このタイミングで、このドラマの最終回に出会えうことができてよかった。

「未熟者でごめんなさい」って頭を下げるりおに、少しだけ自分を重ねて見ていた。

きっと悩みがなかったら、このドラマも刺さらなかったんだろうなと思う。
(そして、いくちゃんってほんとかわいい。いまさらだけど笑。)

葛藤して、泣いて、ほんとに今の私って人生を生きてるわ~~~。


はあ!洗濯回してお風呂洗うかっ!!!



















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ツナエッセイ🥪
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