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【人材育成】後編:海外武者修行!若手社員がベトナムで新規ビジネスを提案します🌍

中間発表を踏まえて後半戦では、Bookshelf”の本質的な価値の深堀りをしつつ、いよいよ具体的なビジネスモデル検討とそのMVP(Minimum Viable Product)の実行をします。
※MVP…顧客に価値を提供できる最小限のプロダクトのこと

↓ 前編はこちら!

Aチームの後半戦💰

Aチームは、さまざまなイベント企画をするという新規ビジネスを設定しました。この新規ビジネスでは「協力企業から獲得するスポンサー料」が、重要なマネタイジングのポイントとなります。

そこでAチームは、MVPとして、【後述するBチームのイベントへ出資してくれるスポンサーを探す営業活動】に取り組みました!

営業活動は、今回のイベントに関連がありそうなお店をターゲットとして実施しました。ベトナムでの飛び込み営業であるため、言語の壁を痛感する機会も多くありました。また、日本語が通じる場合であっても断られることが多く、ビジネスにおいてお金を獲得することの大変さを体験しました。

数多くの苦労がありましたが、最終的には3件のスポンサーを獲得することができました。また、「営業」という活動から、普段業務からは得られない体験・学びを得ることもできました🙂💡

イベント当日では、イベント参加者に対してスポンサーのショップカードを配布し、スポンサーのお店をPRしました。スポンサーのお店に興味を持ってくれる参加者も多く、会話が弾む場面も多く見られました。

その後、MVPから得られた結果をもとに新規ビジネスをブラッシュアップし、最終プレゼンへと臨みました。

イベントの様子

Bチームの後半戦🍸

Bチームは前半戦の現地調査やチームでのディスカッションを通じ、Bookshelfの強みを「提案力のあるスタッフ」と「リラックスできる空間」、お客さんがBookshelfに感じる価値を「インスピレーションと気づきが得られる体験」と確信しました。この顧客体験を向上させるため、Bookshelfの強みを生かしながらも、【より大きい可能性を追求して店舗を飛び出す事業アイデア】を検討しました。

後半戦はその検証のためのMVPとして、本を題材にしたカクテルバーイベントの開催を目指し、Bookshelfのスタッフたちと共同で取り組みました。
開催のためにやることは山積みです。開催場所のバーの選定、提供するカクテルの企画、イベントの運営方法の検討、集客などなど・・・。

準備期間で思い出深いのはオリジナルカクテル作り🍸カクテルのモチーフは日本人著者の3作品としました。スタッフたちの日本の小説への知識と熱量にタジタジになるJMACメンバー、帰国後はもっと本を読もうと心に誓いました・・・📕

カクテルレシピの叩き台をChatGPTで作り、バーテンダーの協力を得て、BookShelfのスタッフと共にテイスティングをしながら形にしていきます。

イベント当日は大盛況!目標売上・利益もクリアでき一安心です。運営メンバー含めて29人がオリジナルカクテルと英語での会話を楽しみました。

そしてリアルイベントの難しさを実感したBチームは、ファイナルプレゼンに向けて、この日の検証結果を踏まえた、修正案と事業方向性の提案を作り込みます。

ファイナルプレゼン

最終日はついにファイナルプレゼンの日!
”Bookshelf”のオーナーにビジネスプランをプレゼンして、その案が採択されるかどうかが決まる、緊張感MAXのプレゼンです。

各チームはMVPを踏まえた新規ビジネスのアイデアを改めて紹介しました。
約10日前の中間プレゼンと比べると、みんな堂々と英語でプレゼンして、質疑応答もバッチリこなしていました🙆

結果は・・・Bチームの案が条件付きで採択されました👏
ただし、具体的なオペレーションの改善プランは要検討とのこと。これについては後日の事後講義で改めて検討することになりました。

プレゼンが終わった後は、各自でハノイの街を散策。それぞれが思い出の場所を訪れ、2週間の濃密な時間を振り返りながら過ごしました。

名残惜しいハノイの街に別れを告げ、いよいよ日本に帰国です。

事後研修

日本に帰国して2週間後、みんなで再び集合し事後研修を行いました。事後研修のテーマは2つ。

まず1つ目は【Bチームのビジネスアイデアを実現するための具体的なオペレーション設計】です。どうやってアイデアを形にするか、みんなでじっくり話し合いました。
ここは普段のコンサルティング業務で培った経験が活きる場面です。みんな慣れた手順で、イベント立案までの詳細フローや当日の運営マニュアルの策定を行いました。またあらたなイベントコンセプトを考えるための具体的な視点も整理し、提案内容をしっかりとまとめました。

そして2つ目は【海外研修を通じて学んだことの共有】です。
各々がこの二週間で得た学びを振り返り、今後どの場面でどのように活用するかを考えました。その後、その内容を互いに共有し、フィードバックを行いました。視点の違いやあらたな発見に気づくことができ、お互いに成長する良い機会となりました。

参加者のコメント

今回の研修を通じて、実践力と自信を大いに高めることができました。
リアルなビジネス環境での課題解決やチームビルディングの難しさを乗り越えた経験は、今後のコンサルティング業務においても大きな強みとなるはずです。

この成長を糧に、さらなる飛躍を目指していきます!

最後までお読みいただきありがとうございました!