ルクセンブルク+α の旅
週末に、ちょっと足を伸ばしてルクセンブルクまでドライブしました。私にとって初めてのオランダからの国境越え/初めてのベルギー/初めてのルクセンブルク/初めてのフランス。現地ではドイツ駐在の同僚と合流。2年振りの旅行は、私にとって忘れられない素晴らしい思い出となりました。
ルクセンブルクへの路
ルクセンブルクは、オランダのアムステルダムから南へ4時間半ほど走ったところあります。今回は、カーナビアプリ「Waze」様のお導きによってドライブすることができました(笑
オランダ国内は平坦で景色の変化に乏しい高速道路A2をひたすら南下。エイントホーフェン(Eindhoven)、マーストリヒト(Maastricht)を経由してベルギーに入ります。
ベルギーに入った辺りから、美しい緑の丘のアップダウンのある道を走り抜けます。 時々、絵本に出てくるような可愛らしい田舎家が見えます。E25 / E42 / N62を経由して南下します。途中で高速専用道になったり、街中の生活道路になったりします。
ルクセンブルクとの国境は、町外れのありふれた交差点でした。島国生まれの私にはとても新鮮です。
私にとって初めてのルクセンブルク。
ルクセンブルク入国後は、E421を南下します。この国は世界地図ではとても小さいので、まさか入国して更に1時間ちかく運転する広さがあるとは思ってませんでした。(佐賀県よりちょっと大きい)ルクセンブルク の皆さん、ごめんなさい。
ルクセンブルクの景色
街は、何百年もの年月を経て維持されてきた城壁に囲まれています。城壁の外側の谷底も街になっていて、上から見ると可愛らしい箱庭のようです。
ルクセンブルク大公の館
正門前では、二人の衛士が小雨降る天気にも関わらず、ライフルを抱えて決められたルートを規則正しく往復して警備していました。衛士が歩くところだけ石畳の色が違ったので、ひょっとしたら何十年何百年と同じルートを往復しているのかもしれません。
ルクセンブルクでの晩餐
晩餐は、ルクセンブルク大公の館のすぐ近くのAm Tiirmschen。
地元料理が楽しめるお店です。
写真の料理は、ルクセンブルク・スペシャリティー。
代表的な料理を少しづつ、幕の内弁当みたいにしたこのプレートが私のお勧めメニュー。手前の小さな容器に入った溶かしたチーズを何にかけて食べるのかわからないので尋ねてみたら、スープに混ぜるんだそうです。塩気の効いたソーセージや野菜たっぷりのスープと相まって、すごく美味しい。見た目よりもボリュームがあり、これだけで満腹でした。お勧めされた地元産のワインも料理にピッタリ。お店の人もフレンドリーで、とても良い店でした。
二次会は、ルクセンブルク大公の館の直ぐ前のストリート・バー。
「大公さん、毎晩やかましいやろうなぁ」と心配してしまうくらいの混雑振り。とても楽しい夜でした。
(おまけ)メッス(Metz, France)への旅
ルクセンブルクの南、約70kmにあるフランスの古都メッス(Metz)。
折角なのでフランス料理が食べたい!という私の我儘にみんなが賛同してくれたおかげで、私の初フランスが実現しました。
前菜;エビのタルタルソース
主菜;生牛肉とポテト
パンに載せて食べても美味しい。
日曜日だったので残念ながら大半のお店は閉まってたのですが、その中で見つけたお店がここ。L' Assiette et Le Verre。旧市街の中心であるメッス大聖堂の真前にあります。
このレストランでは、英語が単語レベルでしか通じない!でも、店員さんは真摯に付き合ってくれてとても親切でした。帰りに、食べきれなかったポテトを持ち帰りたいということを伝えたら、丁寧に包んでくれました。(オランダへ戻る途中で美味しくいただきました。)
食後は、メッス大聖堂を訪問しました。
旧市街の中心にあるメッス大聖堂
正門の彫刻が素晴らしい
13世期から16世紀にかけて建てられた、欧州のゴシック建築の中でも
最も高い建築物の一つ(出典;Wikipedia)
綺麗なステンドグラスがとても多くて素晴らしい。
追伸 (コロナパスポートについて)
今回の旅行中、ルクセンブルクでもフランスでも、レストランの入店時にコロナパスポートが必要でした。EU共通のQRコードで、ワクチン接種済み、もしくは直前のPCR検査結果が陰性であることを確認します。
日本からドイツへの訪問者は、日本のワクチン接種証明書をもとにApotheke(調剤薬局)でQRコードを発行して貰うことが出来るようですが、オランダでは外国人向けのこのようなサービスは現時点で開始されていません。国によって対応がまちまちのようです。これが有るのと無いのとでは外食の利便性が段違いです。ご参考まで。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。