谷口正和が未来に残した数々のビジョン
『谷口正和 回顧展』
11/10・11・12と『谷口正和回顧展』を開催しました。谷口会長の若い頃の作品から思考ノート、プライベートな写真まで・・・！
公開を許可していただいたことに感謝します。
そしてキレイに保存されていることに驚きも感じつつ、残っていることにありがたみを感じました。
この三日間で訪れた方々、懐かしい顔触れが本当に揃いました。そして、改めて会長の思いや人柄に触れることができ、特別な時間となりました。ご足労いただきありがとうございました。
谷口正和とは
さて谷口正和のことをご存知ではない方もいらっしゃるので少し、略歴を。
マーケティングを軸に時代潮流を紐解きながら、コンサルタントとして生涯現役で活動されていました。生命、生活、人生の在り方を問う「ライフデザイン」を企業理念そのものとし、地球と個人の時代を見据えて常に次なるニュースモデルを提示し続けました。
コンセプト・プロデュースから経営コンサルテーション、企業戦略立案、地域活性計画まで幅広く活動。
著書は100冊近く！会長に相談に来る方が絶えず、多くの方と向き合い、企業や行政、教育の場でも提言するなど日本の社会、ビジネスの転換期に多くの企業へのエールを送っておりました。
今も継承して続けている次なる社会課題を発見することを命題とする週刊マーケティング分析誌『イマジナス』はまさに前身となる『FAXPRESS』『NEXTHINK』から37年間に渡り発行し続けています。
そして今回、回顧展を整理するにあたり、協会やモチベーターの役割も担っていたんだと、今更ながら実感しました。
『イマジナス』について書いてある
JLDS Creative Strategy 副社長 池の記事もご覧ください▼
https://note.com/jlds_cs/n/n5714d3e453d9
Wikipediaを見ていただいても分かるように、著書のタイトルだけでも興味を惹かれますが、この時代を切り取ったコンセプトワードが超人的で、10年先の予言書とも言われるくらい次の時代のニーズを見抜かれています。
コンセプトカードは9,000枚以上！
学生時代に描かれたデザインノートや手書きの習作ポスター、漫画家としてデビューした漫画雑誌、デザイナーとしてだけではなくモデルとしても活躍された東急ストアのチラシ、コンセプトカード9,000枚以上！おそらくその場でご相談を受けた方や社員にも配っていたので生涯でカウントすれば10,000枚以上です。
次から次へと生み出す発想と着眼は本当に素晴らしく、才能の塊でした。
この素晴らしい谷口会長のコンセプトカードなど回顧展では見切れなかったという声も多数いただいております。しばらくは弊社に置いてありますのでご覧になりたい方はご連絡いただければと思います。
じっくり読んでも今の時代で活かせることがいっぱい書かれている夢のカード。今でも私たちに勇気づけてくれます。
文：中川 梨恵
Designer／Producer
Japan Life Design Systems
Life Design Creative Strategy
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