見出し画像

HPの自己紹介でも少しだけ触れていますが、私は二人目の子供を
出産後に産後鬱になり、そのご全般性不安障害と診断も受けました。
今からもう15年前の話です。

今思えばなぜ自分があの時、うつになったのか・・・?
講座の自己肯定感の資料を作りながらふと考えて。
まとめてみたいなと思ったのでつらつら思い出しながら書くことにしました。

今、うつで苦しんでいる人や
産後鬱でつらい思いをしている人に
私の経験や言葉が何かの参考になればうれしいなと思います。

私が鬱を発症したのは2人目の子供を産んだ直後でした。

眠れなくなり
ご飯を食べられなくなり
なぜか涙が止まらない
ベランダを見ていたら飛び降りたくなる

などの症状から病院に行き産後鬱の診断を受けました。

発病のきっかけのひとつは完ぺき主義から来る頑張りすぎでしたが
人に頼ることが出来ない、人に本音を打ち明けられないなどの
人間不信からくる寂しさや孤独感が原因だったのだと今は思います。

よくうつ病などの発症原因には自己肯定感の低さなどの
心理的問題が背景にあることが多いと言われます。

幼少期から親に自分の存在を肯定してもらえなかったり
愛されている、大切にされている感覚をもらえていないと
自分の存在を肯定する感覚を子供は持てないまま大人になります。

その状態とは
例えていうなら目に見えない不発弾を抱えて生きているような状態
と思ってもらえればいいかもしれません。

そうした人が例えば

・好きな人に振られるなどの失恋
・リストラなどの仕事の喪失
・友人など人からの裏切り

そうした心に強いストレスがかかる出来事に遭遇した時、
その不発弾はその存在を現し爆発して
幼少期には隠していた言葉で心に大きなダメージを与えるのです。

ああ、私なんて生きていても意味がない
ああ、私なんてどうせ幸せになれない
人生なんて苦しい事ばかりだ

のような言葉で頭の中がいっぱいになり、その状態から抜け出せないときに
鬱などになってしまうのです。

幼少期に本当は感じていた孤独感や、人生への絶望感が
一気に噴き出してしまうからです。

今思えば私もまさにそうだったなと思います。
私の場合は一人目を出産して退院した1週間後に母から言われた言葉が
最初のトリガーになりました。

母は赤ちゃんに母乳をあげている私にこう言ったのです。

さあ、もう一人産まないとね

と。

私はあの時、母の欲望は尽きないんだなということを肌で感じました。
やっと待望の孫を産んで喜ばせられたと思ったのに
この人はまだまだ満足しないんだと絶望感でいっぱいになったのです。

私が鬱になったのはあの母の言葉がきっかけだったと今は思います。

長くなったので続きはまた
良かったらフォローして読みに来てくださいね




いいなと思ったら応援しよう!