
お散歩中の水分補給法①きゅうり
腎臓病の進行を抑えるためには水分補給が大事ということで、今年の夏はあの手この手でJJに水分をとらせようと試行錯誤する毎日。
夏の間は朝のお散歩以降、日中はクーラーが効いた部屋でスヤスヤ寝ているJJ。
時々起きてお水を飲んだりした後は、またすぐに寝ての繰り返し。
夕方16時頃になると覚醒して飼い主をストーキングしたり、リビングの扉付近でソワソワし始めます。
「そろそろお散歩じゃないですか?」というJJからのアピールです。
しかし真夏の16時、外はまだまだ暑い時間。
JJはクーラーが効いた部屋にしかいないから知らないだろうけど、まだ日差しも強いし道路もアチチです。
なので「まだだよ~、まだだよ~」とJJを宥めごまかします。
若い頃は真夏は朝6時台と夜21時台の2回のお散歩で大丈夫だったJJ。
トイレは外派ですが、12時間以上あいても余裕の膀胱の持ち主でした。
が、シニア期に入ってから少しずつ膀胱のもちが悪くなってきて部屋の中で粗相することもしばしば。
2020年(12歳)ごろから、室内ではマナーベルトを着用することが増えました。
今思えば単なる老化ではなく、その頃から腎臓機能が低下し始めていたのかもしれません。
多尿は腎臓病の症状のひとつですもんね。
腎臓疾患の診断を受けて迎えた今年の夏は、できるだけ老廃物が身体に貯まる時間を減らすため、夕方17時台にお散歩追加。
日中の隙間時間も外トイレに連れ出したいけれど真夏の間は無理なので、
道路の温度もだいぶ収まり、影の範囲も広がってくるギリギリの時間帯でのお散歩を追加しました。
朝20~40分・夕方30~1時間・夜10分~20分の1日3回散歩です。
夕方のお散歩が一番時間をかけて長く歩くので、お散歩途中の水分補給も重要ミッション。
外出中は水を目の前に出しても全然飲まないJJ。
外出先での水分補給方法を考えなくては。
腎臓病が発覚する前は、大好きなキュウリが夏の水分補給の定番でした。
近くに借りている畑までお散歩に行き、育てているキュウリを採って帰り道は齧りながら帰宅。
東京都内(23区内)でキュウリを丸かじりしながら散歩してる犬なんてJJぐらいじゃない?
「キュウリ食べててるの⁉」とすれ違う人によく話しかけられましたね。

採れたてなので瑞々しさも抜群!
しかし、腎臓病になった今、カリウムは取り過ぎ厳禁。
JJの大好きな食べ物の1つなので完全NGにはしていないものの、お散歩中の丸齧りは控えることに。
今年はキュウリの出来が早かったので、退院後に畑までお散歩距離が戻ったときに出来た初物キュウリは特別に丸齧りしましたが、それ以降はお家で少し食べるだけに変更。
できるだけカリウムを減らすべく、角切りにしたキュウリを水にしばらくさらしたり、時には茹でてみたりしながら、ご飯のトッピングや薬のお伴にしています。
外での丸齧りを止めたので、お散歩中の水分補給は別の手を考えないといけません。
治療(血液検査結果)と愛犬のQOLのバランスをどうとるか、これもまた試行錯誤の連続です。