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赤組(JAL)の短距離路線に乗ったよ(第1回)南大東⇒北大東
す飛行機が好き!と言うと何を想像しますか?
『機体の撮影が好き』『乗るのが好き』『飛行ルートを見るのが好き』など考えられますが、私はこの全てが好きなんです。そんな中でもJALグループが好きでシンボルカラーから『赤組』と勝手に呼んでいます。対するANAグループは『青組』ですね。
そんな赤組の就航している空港に全部行くというのが今の目標ですが短距離の路線に乗るのも好きなんです。そこで『赤組』の短距離路線(100マイル以下)をリストアップしてみると次のようになります。
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これらの14路線の内の11路線には乗ったことがあり、その時の記録/ルート/機窓からの風景などを紹介していきたいと思います。
第1回は赤組の最短距離であり日本の最短距離でもある路線です。
◆最短距離の南大東島⇔北大東島
日本の定期航空路線の最短距離でその距離は8マイルと両方の空港が見える距離と言われています。この路線に搭乗した時のデータはこれです。
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日本最短距離の定期航空路線は、南大東島・北大東島も那覇空港から東に225マイルで、それぞれの空港を往復では効率が悪いので三角飛行という形で、那覇⇒南大東⇒北大東⇒那覇、那覇⇒北大東⇒南大東⇒那覇というスケジュールで、最短路線は曜日により南大東⇒北大東になるか北大東⇒南大東になるかが決まります。
◆搭乗の記録:那覇⇒南大東
この日は南大東⇒北大東への飛行ですが、まずは那覇から南大東島に行く必要があります。この路線はプロペラ機での運行なのでバス搭乗のゲートからで、その搭乗口の表示を撮影
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搭乗する機体はボンバルディアのプロペラ機で後部の大きなカーゴドアが特徴で、機体の後部は貨物室が大きく配置され離島などの荷物輸送もする事で収益を上げる工夫もしている。
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那覇から南大東までは225マイルで約1時間の飛行時間となり羽田からだと秋田空港(279マイル)に近い距離を飛行します。この区間は通常のフライトと同じようにシートベルトサインも消灯するしドリンクのサービスもあります。機窓を見ても海ばかりの風景が続いた後に南大東空港が見えてきます。
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なかなか来る機会のない空港なので着陸するときの動画を撮影しました。
着陸後に北大東に行く人はそのまま搭乗待合室で待ちますが、なかなか南大東島まで来る事はないので、いったん外に出て空港を外から撮影。
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◆搭乗の記録:南大東⇒北大東
撮影後は再びセキュリティチェックを受けて、時間になると搭乗です。いよいよ日本最短の定期航空路線の搭乗です。
搭乗待合室から歩いての登場で、まずは振り返って内側からの空港ターミナルを撮影。南大東空港は丸い大きなドーム状の屋根の建物です。
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そして乗っていく機体は那覇から乗って来た機体がそのまま北大東を経由して那覇まで戻ります。
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最短区間という事で搭乗してプロペラが回転する前から着陸してプロペラが止まるまでの動画を撮影しました(17分34秒)。
着陸し降機する前に機内から北大東空港ターミナルを撮影。こちらは一般的な四角いビルでした。
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振り返って乗ってきた機材も撮影しました。機材の向こう側は海です。
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セキュリティを出て空港を外側から撮影したのがこの写真です。
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この路線に搭乗した時にGPSで記録した飛行経路はこれで、最短距離の定期航空路線ですが、南風だったのでその空港の間の最長距離を飛行しました。
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最後に、日本最短距離の定期航空路線ですが、南大東⇔北大東の間のフライトを休止するというアナウンスがあり、もし体験をするなら休止前に計画をし体験する事をお勧めします。