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よろこびいろのかえりみち


やまぶき色の イチョウの はっぱ
くるくる ひらひら
まいおちた

かわいい かたち!
すてきな きいろ!
はっぱが おちる
ただ それだけで
たのしくて うれしくて
こころも わくわく
くるくる おどるよ

「イチョウさん、もっときて!」
イチョウに向かって
声をかけたら

イチョウは パタパタ
空色の 風をよび
さららら るるる
やまぶき色が はじけたよ

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畑からのかえりみち、おひさまのひかりを さんさん!あびて、やさしい空色の空気のなか イチョウたちが笑っていました。

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(イチョウたち)「じゆうな木ちゃん、こっちこっち♡! 」
(じゆうな木)「いま行く〜☺️♡」


みているだけで からだは ほんのり あたたまり
そのあまりのうつくしさに 胸がいっぱいになります。

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ふくらんで ふくらんで
ぜんぶが すっかり みたされたとき
自然と まぶたがそっと閉じ、
そのまま、全身がその場所に とけこんでいきました。
それは 眠たいのではなくて、
頭はとても澄みきっていて、
全身が ここちよくゆるみ、とても開かれているような感じ。

空色の空気も イチョウの雰囲気も
まわりの木々のさざめきも
落ち葉たちが踊る音も
とてもちかくに かんじます。
じぶんのうちがわに そこにあるすべてを かんじます。

そしてそんなとき、
あぁきっと、いちばん最初に瞑想をしたひとは、こんな感じだったのではないかと ふと思うのです。

無理に座って目を閉じて、頑張る必要は全然なくて、
あまりのうつくしさに すべてが染まり、いつの間にか溶け込んで、瞑想の状態が自然とやってくるのだろうと。

ここちよくて
どこにも無理がなくて
まわりのすべてと とけあって
ちょうどいい おだやかな状態。
いつまでもずっと このままいたい
そんなきもち。

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そしてまた目をあけるとき

目の前の景色は 

より一層 輝きを ましている。


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そのあざやかな色彩に

まっすぐで とてもつよい

とうめいな感動が ぐん!と

全身に おしよせて

このせかいはなんてうつくしいのだろうと、感動してしまうのです。


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だいすきな木☺️✨



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葉っぱは大切な本に挟んだり、タンスのなかへ。天然の防虫&防腐剤になるイチョウの葉っぱ✨ 昔は大事な古文書にはイチョウの葉っぱが挟まれていたそうです。「カガク」で解明される前から、たくさんのことをすでに しっていた昔のひとたち。そういう智慧に触れるたび、とても感激して(🥺❣️)、昔のひとたちは植物とお話できたのだろうな、なんて豊かなことだろうと感じます。




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(じゆうな木)「イチョウさん、いっしょに撮ろう☺️♡」
(イチョウ)「♡✨」